私と上司と5人の子どもたち【all】【irxs】🎲

4話 ページ5

皆でご飯を食べたあと、子供達をお風呂にいれる係と洗い物をする係に分けた。


初めはいふさんが「A皆と入りな、」と言ってくれていたけれど、いむくんが「いふがいー………」と袖を引っ張りながら控えめに言うので、とても申し訳なさそうないふさんが子供達とお風呂に入ることとなりました!


そりゃあいきなり来た女の人とお風呂はいるとか恐怖よね………


___________


『さっ!洗い物しよっと…』


洗い物をしていると、時折いふさんと子供達のきゃっきゃと楽しそうな声が聞こえてくる。


『うぅっ………かわいい………!!』

これからはおうちに帰れば癒しの子供達がいるんだ……と思うと、なんだか元気になってくる!!



やる気もでてすごい勢いで洗い物をさばききった私の元に、トテトテ……となんとも可愛らしい足音が聞こえてきた。


初兎「Aちゃ〜〜!!ふいてぇえ!!」


『ん〜？……あれ!?初兎くん髪の毛濡れてない!?!?』


初兎「びしょびしょなのぉ!!」


くふふっと笑いながらまだ髪の毛を拭いていなさそうな初兎くんが駆け寄ってきた。


と同時にいふさんの「初兎!!!!まだふいとらんやろ!!!!」という声が聞こえてきたので、初兎くんの手を引き急いで洗面所へと向かった。



いふ「あ………Aさん、すまんないつの間にか逃げてしもうて、」



『大丈夫でs…………………………………きゃっ!!す、すみません!!!!』


不満げな初兎くんをつれ洗面所へ行くとそこには、首にタオルをかけ、下はダボッとしたズボンを履いている………上半身(ほぼ)裸状態のいふさんがいた。



いふ「ん？すみませんって……………あ」


どうやら気づいたらしい。もう熱が鼻まで来てる………!!



いふ「す、すまんな!!!!ついいつもの感覚で!!」


『は、はい!!いつもの感覚ですよね!!』


　い つ も そ う な の か


いふ「ほ、ほなちょっと上着てくるわ!」


『では私は髪の毛を乾かしておきます!!』


いふ「おう!ありがとな!!」


『はい!!』


両者(早く切り上げたい……)という思いは一緒だったので即話を終わらせ、私はドライヤーを持ち子供達と移動し、いふさんは服を持ち着替えた。


『誰から乾かそうかな……』


ないこ「はい!!おりぇかわかして!!!」


初兎「むぅ………僕なの!!」


突然言い争いをはじめてしまった二人におろおろしていたら、


悠佑「二人うるさいからおれかわかして!!」


という一言でその場が静まりました。





長男つよし。(真面目)

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