11. 嫉妬 ページ33
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１２月２日。
MAMAの会場で再び『TWICE』と共演することとなったBTSは、恒例の楽屋挨拶の最中だった。
「ハナ、トゥル、セッ、One in a million アンニョンハセヨ、TWICEイムニダ〜」
男臭い楽屋内に響く、少女たちの爽やかな声。
BTSの楽屋に訪れた『TWICE』は、後輩らしく元気のいい挨拶を披露していた。
JH「やぁ〜！ ほんと、初々しいっていいよね〜うん！」
YG「ホビ、その顔やめろ。変態くさい」
RM「ほんとだよ。先輩として恥ずかしくないのか？」
JM「そう言うナムジュニヒョンの顔も、気持ち悪いくらい緩んでますけど……」
JN「まぁまぁ仕方ないよね。可愛いのは事実だもん」
いつも通り親父くさい反応を見せる面々がいる一方で、なぜか表情の硬い男が２名。
YG「……？ どうしたんだよ、テヒョナ。それにジョングガまで……」
JH「うんピーでも我慢してるんじゃない？」
RM「うんピーって……言い方変えても全然下品だけど……」
JM「ま、まぁまぁ！ それはいいじゃないですかヒョンたち！ ね？ ジニヒョン！」
JN「ん？ え？ あ、あぁ！ そうそう！ きっと昨日食べ過ぎて便秘なんだよ……！」
すると流石にこの言われ様は見過ごせなかったのか、テヒョンとジョングクが噛みついた。
JK「それはヒョンたちの方でしょ。僕はまだ若いから、そんな問題抱えてません」
TH「僕も便秘なんて知りませんよ。いたって健康体です〜。昨日だって……」
JM「は！？ いやいや、何言ってんの！？」
慌ててテヒョンの口を塞ぐジミン。
この四次元男、年端もいかない少女たちを前に何をほざくかと思えば……。
そんな彼らのやり取りを『TWICE』のメンバーが少々引き気味で眺める傍ら、場の空気を一変させたのはサナだった。
SN「レンくん！ この間のMMAお疲れ様！ ほんと、めっちゃかっこよかった！」
「ふふ。ありがとう、サナちゃん」
MM「ほんま、サナずっと隣で“レンくんに抱きしめられたい〜”言ってたもんね」
「えぇ……僕でよかったらいくらでもするけど……」
半ば困り気味ではあるが、その表情は満更でもないといった様子だ。
そんな３人のやり取りを、ミナは集団の隅っこから複雑な想いで眺めていた。
MN(あぁ……だめだ、こんなことで嫉妬したら……)
――だめだ。
そう分かっていても、溢れだすどろどろは止められそうになかった。
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グミカン(プロフ) - noenunaさん» noenunaさん、コメントありがとうございます。。 そう言ってくださる方がいて、作者心底ほっとしております!! なにせ趣向が偏りがちの作品で……。笑 もう少しですが、完結するまで頑張りますので、どうかお付き合いいただけると幸いです。。 (2020年1月3日 22時) (
レス) id: bc74e0fc10 (このIDを非表示/違反報告)
noenuna - こんにちは。連載当初から読ませて頂いておりましたが、この章の展開にはたまらずコメント残させて頂きました。本当に素敵なお話で読むたびに胸が熱くなります。今後も陰ながら応援しています。どうかお身体にお気をつけて下さい。更新を心から楽しみにしております！ (2020年1月3日 16時) (レス) id: e077cb6cb1 (このIDを非表示/違反報告)
グミカン(プロフ) - ポンポネッラさん» ポンポネッラさん〜!! 毎回コメントありがとうございます。。更新滞ったりしていて申し訳ないですが、こうやって読んでくださる方がいるおかげで頑張れます〜！ あの残り短いですが、みんなの恋がどうなっていくのか、見守ってあげてくださると嬉しいです。。 (2019年12月21日 16時) (レス) id: bc74e0fc10 (このIDを非表示/違反報告)
ポンポネッラ(プロフ) - 続編おめでとうございます！ 遂に恋心を自覚したメンバーが.......！ これからどうこの恋が動き出すのか私もドキドキワクワクしています。グミカンさん、更新頑張ってください！ (2019年12月16日 14時) (レス) id: 96af192ec7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グミカン | 作成日時：2019年12月16日 0時
