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――バシャン。
そんな音を立てて、プールへと沈んでいくA。
JH「あはは！ どうだ〜！」
TH「プール気持ちいいでしょ？ ……って、あれ？」
一向に水中から出てこないAに、首を傾げるテヒョン。
目を凝らせば、水中で白い影が徐々に遠のいて行くのが見えた。
JH「グガ！ レンがそっちに行った！ 捕まえて！」
ホソクにとってこれはただのじゃれ合い。
もちろんジョングクもそんな事は分かっていて、言われるなり徐々に近付く白い影に身を構えた。
JK「また鬼ごっこですか？ ……レン、今度こそは逃がさないよ」
そんなジョングクは、遠くから慌てて水を掻き分けてくるテヒョンの姿に気付かない。
目前で止まった白い影を、もう逃げられない、というように見下ろしている。
……そして。
「……プハッ！」
水の中から頭を出したAに、ニヤリと口角を上げるジョングク。
するとAは、肩から下を水に埋めたまま困り顔でジョングクを見上げた。
「ジョングガ。……カメラは今どこを撮ってる？」
急にそう言われ、ジョングクは「は？」と目を丸める。
言われるがままにカメラマンを見れば、プールサイドでふざけるジンとユンギを撮影中だった。
JK「カメラは反対を向いてるけど……って。僕の気を逸らそうったって、そうはいかないよ」
Aの真剣な視線に気付かぬまま、ジョングクはAを捕まえようと水の中に腕を入れた。
水で逃げ惑う細い腕を難なく捕まえて、そのまま引っ張り上げる。
本物の男の力に敵うはずもないAは、あっという間に立ち上がらされてしまった。
TH「ジョングガ！ ダメだ！ その手を離せ！」
そこでようやくテヒョンの存在に気付いたジョングク。
何やら血相を変えてこちらに向かっている。
一体何が起きているのか分からず、ジョングクは目の前に立つAを見た。
JK「……ッ！」
顔を伏せ、静かにこちらを睨み付けるA。
身に纏う白いＴシャツはびしょ濡れで、その細い身体に張り付いている。
そしてどういうわけか、鎖骨の下に浮かび上がる丸いふくらみ。
それが何なのかすぐに理解したジョングクは、慌てて顔を背けた。
「……ジョングガ。顔に出しちゃダメだよ。ここには、一般の人もいる」
辛うじてこちらを見ている者はジョングクとテヒョン以外いないが、それでも警戒を解いてはならない。
Aはあくまで冷静な声で、そう言った。
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グミカン(プロフ) - ポンポネッラさん» ポンポネッラさん〜!! 今回もありがとうございます…!! 主人公色々吹っ切れちゃいましたが、そんな彼（彼女）に一体これからメンバーたちはどう思うんでしょうか……!! たぶん作者の趣向的に一筋縄ではいかないと思いますが(笑)、今後も楽しんで頂けるよう頑張ります!! (2019年11月12日 18時) (
レス) id: 0414f38cc7 (このIDを非表示/違反報告)
グミカン(プロフ) - 閔さん» コメントありがとうございます〜!! 最初からお付き合い頂いているということで……!! めちゃくちゃ嬉しいです……!! これからも読んで頂けるよう、更新頑張りますね。。ありがとうございます!! (2019年11月12日 18時) (レス) id: 0414f38cc7 (このIDを非表示/違反報告)
ポンポネッラ(プロフ) - 続編作成おめでとうございます〜！ おっと……？もしやここにてメンバー達の恋愛感情に少し変化が……？！何だか怪しい展開ですね (wkwk) 今後もドキドキしながら読ませてもらいます。更新頑張ってください！ (2019年11月11日 10時) (レス) id: 96af192ec7 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - 4章にもなって初めてのコメントですが...今までずっと読ませていただいていました。自分的には1章が出されてすぐ見ていた気もしますが......いてもたってもいられず、コメントしました。すごく魅力的なお話で大好きです！これからも頑張ってください。応援してます！ (2019年11月10日 19時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グミカン | 作成日時：2019年11月10日 19時
