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JN「じゃあ、俺は行くよ」
「ありがとうジニヒョン。友達との時間、楽しんできてください」
JN「おー。楽しんでくる。レンたちも、久しぶりにゆっくりしてきなよ」
ジンはそう言い残し、車を走らせ去って行った。
静けさが漂う森の中、木漏れ日を浴びながら３人は深く息を吸う。
澄んだ空気とのどかな雰囲気に、肩の力が自然と抜けた。
TH「ん〜。いい空気だね。よくこんなところ知ってるね、レン」
「友達が、教えてくれたんだ」
Aがそう言うと、テヒョンは「友達って日本の？」と首を傾げた。
地元国民の自分ですら知らないような場所を、どうして知っているんだろう。
そう問いかけると、Aはなぜか少しだけ嬉しそうに笑って言った。
「韓国でできた友達だよ」
その言葉に、テヒョンは更に首を傾げた。
韓国の友達なんて、いつの間にできたんだろう。
だが、そんな疑問はもう一人の人物によって掻き消された。
JM「二人とも、見てよ！ 建物、すごくお洒落じゃない？」
ジミンが指差す方向へ視線を向けると、そこには小さな木造の建物があった。
丸太を並べたような壁と、赤い屋根。
ところどころに施された装飾は、まるでお菓子の家のように可愛らしい雰囲気を醸し出している。
入口へ近づくと、ドアに“定休日”の札が下げられていた。
TH「え？」
「大丈夫だよ、テヒョン。ちゃんと予約してあるから」
TH「どういうこと？」
「僕たちみたいな芸能人が予約を入れると、一般人は入れないように気を回してくれるらしいんだ」
休暇でも街へ繰り出せば写真を撮られ、結局いつも気が休まらない。
立場上仕方がないことだ。
だがここは、そんな立場にいる彼らでも心から気を休められる場所ということらしい。
さっそくドアを開けると、ドアの上に付けられた鈴がカランカランと音を立てた。
「あ〜いらっしゃい。レンくんだね？」
しばらくして、奥からこじゃれた中年の男が顔を出した。
どうやら店主らしい。
彼はにっこりとほほ笑み、３人を店の外にあるテラス席へと案内する。
「今日はもうお客さんは来ないから、ゆっくりしなさい」
また注文が決まったら呼んでくれ、と言って、店の中に消えていく店主。
渡されたメニューを開くと、３人は一緒になって覗き込んだ。
TH「うわ〜おいしそう。どれにしようかな〜」
「僕、ちょっとトイレ」
どうやらしばらくお悩みタイムらしいので、Aは今のうちにと席を立った。
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グミカン(プロフ) - ポンポネッラさん» ポンポネッラさん〜!! 今回もありがとうございます…!! 主人公色々吹っ切れちゃいましたが、そんな彼（彼女）に一体これからメンバーたちはどう思うんでしょうか……!! たぶん作者の趣向的に一筋縄ではいかないと思いますが(笑)、今後も楽しんで頂けるよう頑張ります!! (2019年11月12日 18時) (
レス) id: 0414f38cc7 (このIDを非表示/違反報告)
グミカン(プロフ) - 閔さん» コメントありがとうございます〜!! 最初からお付き合い頂いているということで……!! めちゃくちゃ嬉しいです……!! これからも読んで頂けるよう、更新頑張りますね。。ありがとうございます!! (2019年11月12日 18時) (レス) id: 0414f38cc7 (このIDを非表示/違反報告)
ポンポネッラ(プロフ) - 続編作成おめでとうございます〜！ おっと……？もしやここにてメンバー達の恋愛感情に少し変化が……？！何だか怪しい展開ですね (wkwk) 今後もドキドキしながら読ませてもらいます。更新頑張ってください！ (2019年11月11日 10時) (レス) id: 96af192ec7 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - 4章にもなって初めてのコメントですが...今までずっと読ませていただいていました。自分的には1章が出されてすぐ見ていた気もしますが......いてもたってもいられず、コメントしました。すごく魅力的なお話で大好きです！これからも頑張ってください。応援してます！ (2019年11月10日 19時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グミカン | 作成日時：2019年11月10日 19時
