キムくんのギャップ (ページ7)

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なんて諦めてるうちにそ、ソクジン君はスカートのチャックを下ろしていてどうやら下半身まで着替えさせるつもりだ。

あ、流石にそれはやばい。今日の私のパンツ今時の小学生でも履かないようなクソダサうさちゃんパンツだったのだ。このパンツは私が中一の時にまだ小5だったジョングクが誕生日プレゼントにほんとに意味が分からないがアニマルパンツセットを私にくれたのだ。女の子にパンツをプレゼントするジョングクにやばいなとちょっと引いてしまう所だったが、その可愛らしいお顔で

「おたんじょーびおめでとう！ヌナ！これ使って！」

なんて言われてしまったらもう使うっきゃない！としか思えないし案外履き心地が良かったのでお気に入りになってしまった。そんなジョングクのことを今は心から呪ってやりたいと思いました。

こんなの見られたら絶対馬鹿にされるよ…
恥ずかしぎて宇宙にでも飛びたくなっちゃうよ。

『あっ……！』

そんな回想を繰り広げている間にソクジン君はスカートを脱がし終えてて遅かった…と絶望感に襲われました。極め付きはこの一言

「くくっ、Aちゃん可愛いパンツ履いてるね笑笑僕こういうの好きだよ笑なんか、興奮するしイケナイことしてる気分になる。」

私の乙女心はかなり傷ついた。絶対バカにしてるだろ。というかソクジン君の性癖もどうかしてる。一人称も僕に直ってさっきのSソクジン君から戻ったのはよかったけれど、これもこれでやばい。ほんとに人格どうなってるんだ。この人は。

『もういいです！私はこんなお子ちゃまですから！』

ちょっと涙声になってしまった。私の目はうるうるしてきちゃったみたいです。なんでそんなに私って弱いんだろう。嫌になる。

「ごめんって。けど、安心して僕はどんなAちゃんも好きだから。ほんとに僕のこと誘うのが得意だね。やっぱり僕抑制出来ないかも。」

なんて、言って私の太ももを摩ってきた。

これは世間一般的に飴と鞭と言うのですか？ていうか、からかうのももう辞めませんか？男の人に免疫ない私は勘違いしそうになりますよ？その前にそろそろエネルギー切れします。助けてよ！誰でもいいから…

一生のお願いです。神様。いつもの塩ソクジン君に戻してくれませんか？

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