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12時を回って
通りにはさらに人が増えてきた。
人の流れにのってゆっくり進んでいると
私の視界に入る
まだ小さい1人の男の子
泣くのを必死に我慢しているのか
目にいっぱい涙を溜めてキョロキョロしている。
この人ごみの中で迷子になってしまったんだろう
「僕、どしたの？お母さんとはぐれちゃった？」
とりあえず男の子の手を引いて
なんとか道脇まで寄る。
ジミン先輩とソヨンは仲よさそうに喋ってたし
テヒョン先輩は食べ物に夢中
ジョングクが後ろを振り返るはずもなくて
みんなの姿はすぐに見えなくなってしまった。
まあ携帯あるし、あとで連絡すればいっか
今はこの子が心配だ
『さ、さっきあのお店で、ママとお買い物してて、そしたらねママ、ママがぁ〜〜〜ママぁ〜〜』
「よしよし〜ママすぐ見つかるから大丈夫だよ！お姉ちゃんと一緒に探そっ！ね？」
「あっ、僕名前は？」
『っ…ソ、ソジュン…』
男の子が指差すのは
向こうに見えるお菓子屋さん
「泣いてたらソジュンのお母さんも心配しちゃう！大丈夫だからね」
『うぅ〜、う…ん…ｸﾞｽｯ』
ここから少し戻らないといけないから
この人の多さで手をつないで行くのは無理だ
「じゃあ、お姉ちゃんが抱っこ…
「って、なんでジョングクがいんの？！」
私の目の前には息を切らしたジョングク
JK「ハァ…見つけた…お前こんなとこで…なにしてんの…？」
「あ、この子迷子になっちゃったみたいで…」
膝に手をついて息を整えている
JK「ハァ…迷子？あぁ、その子？」
ジョングクが怖かったのか
私の背中の後ろから心配そうに顔を出すソジュン
「ソジュナ、このお兄ちゃん怖い人じゃないよ〜」
『…お兄ちゃん、誰？』
JK「あぁ？俺はこいつの保護者。それより"誰？"じゃなくて"誰ですか？"だろ？年上には敬語…」
「あのさ、私がいつあんたの子供になったのよ
てゆうか今敬語とかどーでもいいから！」
『ヌナ、僕こいつ嫌い。』
子供ってなんて純粋なんだろう(苦笑)
あって30秒で嫌われるジョングクって…笑
JK「なに"ヌナ"とか言って可愛いこぶってんだよ
A、一刻も早くこいつの母親みつけるぞ。
俺もお前みたいな奴 き、ら、い！だから」
『お前じゃなくて、ソジュンだよ！！』
JK「…ｯﾁ、ごちゃごちゃ言ってると置いてくぞ！」
高校生にもなってこんなちっちゃい子と張り合うなんて…情けない…(ｰ ｰ;)
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miku(プロフ) - みるきぃさん» 見落としてました(*_*)ありがとうございます！ (2016年2月24日 9時) (
レス) id: e0df36167c (このIDを非表示/違反報告)
みるきぃ(プロフ) - 面白いですね！！でも、オリフラが外されてないようですよ？ちゃんと外しておいてくださいね！更新ガンバです！！ (2016年2月24日 7時) (レス) id: e852c96908 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miku | 作成日時：2016年2月23日 2時
