窓際の猫

40(JKside) ページ40

思い切って
朝一緒に行こうって誘ったけど
一向に返信はこなくて


アイツもう寝たの？はやくね？

ま、朝読めば分かるよな


で、俺も早々に寝ることにした。




でも結局あんまり寝付けずに
予想以上の早起き。



顔洗って、歯磨いて

鏡みながら

イーッ

はい、おっけーきれい。


髪もちゃんとセットして



兄貴に『お前今日デートなの？ヒューヒュー♡』
ってちゃかされて
今初めて恥ずかしくなった




べ、別にいつもと一緒だよ

遠足の日はチャンス！なんて思ってないし

あいつに
いつもと違う！かっこいい！
なんて思って欲しいわけでもない。うん。



俺はいつものチョンジョングクだ…



ーーーーーー


家の下について、カトクしたら
すぐに家から出てきたA

"お待たせいたしました"って
なんか妙にあらたまってて、てか全然待ってないのに笑



グレーのタートルネックの
おっきめのニットに

黒のスカート。




正直言うと、めっちゃ可愛い。




絶対言わないけど。







俺ばっかり見とれてるのも悔しいし
そろそろ2人で行こうとしたら









『Aちゃーん！おーはよー！！』




うわ、出た…

ヒョン、すいません。
でも本当にすごく邪魔です。
ヒョンのせいでいつも上手くいかないだもん。

Aと2人で行けると思ってたのに。




いつもここ！
っていうときに出てくるテヒョニヒョン


そろそろこの展開にも免疫ついてきたけどさ…(苦笑)

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