窓際の猫

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「ジョングク！
おはよー！お待たせいたしました」




私服姿のジョングクは初めてみるけど

すごくかっこいい。






JK「おはよ。もしかして昨日俺がカトクした時もう寝てた？」


「う、うん笑
でも朝起きてすぐみたから大丈夫！！笑」


JK「そっか……じゃあ行こ」





「え、いや、あのテヒョン先輩も8時にここに来る事になってて、だから3人で…









TH「Aちゃーん！おーはよー！！」






先輩、朝から元気すぎます…笑


向こうから走りながら
笑顔でやってくるテヒョン先輩





TH「Aちゃん、ずっと外で待ってたの？？
ってジョングクもいるじゃん！！！！」



オハグギー♡！とか言ってジョングク抱きしめてるけど



JK「ヒ、ヒョン、く、苦しい…」


ジョングク今にも死にそう笑






TH「まさかジョングクにも会えるなんてラッキー！ニヒヒ♪じゃ、3人で行こっか！」



JK「…あ、はい。(おい、これどういうこと)」


「…はい！行きましょう！(人数多い方が楽しいでしょ？もう気にしない〜)」


JK「…(ﾑｽｯ」









ーーーーーーーー


で、3人で歩いてるんですけど


TH「Aちゃん、手袋してないの寒くない？
手、つなご？」





また出たよ、イケイケテヒョン。


女の子にそういうのはさ…


しかもジョングクいるし…



TH「ん？」


なんの悪気もなさそうに
はいって手を出してくるから
どうしようか迷ってると






JK「ヒョン、こいつは俺と手つなぐんで。ヒョンの手は俺がつないであげます。」








ぎゅっ



ジョングクの手が私の右手を優しく握る。



TH「え〜男同士で手つなぐの〜？
グクだけずるいぞ！！」





すごくドキドキする



男の子と手つなぐなんて久しぶりだから？




TH「グク、ヒョンの手はなせ！
右手だめなら、Aちゃんの左手は俺が」




JK「だめです。右も左もだめです。
ヒョンうるさい。」







ジョングクは

テヒョン先輩と手つなぎたかったんだよね？

だから私と先輩が手つないでるとこ見たくなかっただけでしょ？









TH「グクのけーち。せっかくAちゃんのこと誘ったのに！」



JK「…俺、ヒョンには負けません」









前からジョングクにドキってすることはあった。


でも毎回わざと考えないようにしてた。





ジョングクのこと全部、全部分かってるのに

分かってるからこそ余計につらい。









だって








私、ジョングクが好きだ。

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