窓際の猫

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1時間目から数学というのは地獄だ。

HRまでの道のりは遠い。




窓の方をみると雪がちらついていて
今日の寒さを一層強調させる。





でもそれと反対に、窓際に差し込む太陽の光はぽかぽかとあったかそうで



ジョングクが気持ちよさそうに寝てるのが目に入った。






いくら授業が暇だからって、よく朝からあんだけ寝れるよ笑



そんな今の彼の姿に重なるものといえば、まさしく
猫はこたつで丸くなる〜というやつだ。笑








呑気なことを考えていると、急にジョングクが目を開けてこっちをジロッてみるもんだから



ずっと見てたって思われるのが恥ずかしくて

とりあえず右斜め上に視線をやる。







さすがにもうこっちをみてるはずはない！と視線を戻すと


まだ彼はこっちを見ていた。






"な に ？"と口パクで問いかけると




"またぼーっとしてただろ"って。




(あんたぼーっとするどころか寝てたじゃん！笑)





で、また"前見ろよ"って指でジェスチャーされる。







私だっていつでもジョングクの事ばっかり見てるわけじゃねーよ！



ぼーっとしてないときだってあるよ！



てか毎回見てるのなんで気づくわけ？！



そんなあからさまに見てる？！☜ミテマス





だいたいアイツ「おい、A、1人でぶつぶつ言うな〜授業集中しろ〜」









私は先生に注意までされる始末だ。





アイツはというと肩を揺らして

絶対笑ってやがる…


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