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いつも通り登校して、
真ん中の列の1番後ろの席に座る。
私の見つめる先の席は空いていて、
まだ彼は登校していないみたい。
「おはよーA！
もしかして〜気になる系？気になっちゃう系？！」
朝から高めのテンションで話しかけてくるのは
入学して以来ずっと仲の良い友達のソヨン(以下SY)
「き、気になるってなにが？！」
SY「もー！分かってるくせに！
見てたじゃん、あ・の・席！！」
そう言ってソヨンが指さすのは
私が見つめていた窓際の席。
チョンジョングクの席だ。
チョンジョングクはいわゆるイケメン。
それゆえ女子にはモテる。
しかし彼には謎が多い。
・授業中は大抵先生の話なんか聞いていない(たぶん)
・だから勉強も出来ない(たぶん)
・でも体育だけは得意みたい(クラスの男子情報)
・お昼休みになると教室からいなくなる
・そしてチャイムが鳴るとどこからともなく戻ってくる
・クラスに友達がいない(たぶん)
・クラスの誰も彼のことをちゃんと知らない(確実)
ソヨンの言う通り、私は最近彼が気になる。
気になると言うのは決して恋愛感情とか、そういうのではなくて。
ただ、ただ不思議な彼に少し興味があるだけ。
SY「あっ！来たよ、チョンジョングク♡」
「やめてよその言い方！てか声でかいから」
前の扉から入ってきた彼はいつも通りのルックスと
いつも通りの気怠い雰囲気をまとって
いつも通りの寝癖をつけて
窓際の席に座るんだ。
あ、彼の謎がもう一つ。
・どうしたらそんな寝癖がつくんだ
という寝癖をつけてくる
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miku(プロフ) - みるきぃさん» 見落としてました(*_*)ありがとうございます！ (2016年2月24日 9時) (
レス) id: e0df36167c (このIDを非表示/違反報告)
みるきぃ(プロフ) - 面白いですね！！でも、オリフラが外されてないようですよ？ちゃんと外しておいてくださいね！更新ガンバです！！ (2016年2月24日 7時) (レス) id: e852c96908 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miku | 作成日時：2016年2月23日 2時
