『姫と魔王はだいたいセットです』 神生アキラ ページ41
※一部贈呈
夢主登場少なすぎ注意ほぼ会話文
俺、神生アキラがまだ1年で九瓏ノ主学園高等部の入学式の日に出逢った運命の初恋の相手
広すぎる校舎で迷子になっていた俺を助けてくれたのがその人だった
「もう迷子になっちゃダメだよ？」
俺より低い背丈に、子供扱いな口調と良く通る澄んだ耳障りの良い声、そして綺麗な黒髪
けど顔はよく覚えていなくて俺の記憶に残るその先輩はまるで夢の様に鮮明で曖昧だった
1年の間探し続けたが見付からず、2年に上がった春にも見付けられなかったので諦めかけていた
だがしかーし！この勇者アキラ様はその運命の先輩を昨日見付けて名前までGETしたのだ！
「これぞ運命だと思わねーか？！」
「うぉお！凄いですねアキラ先輩！」
「アキラにそんな逸話があったとはなー」
「アキラっちょって一途なんだねぇ」
「そんな話どうでもいいから、早く部活を始めますよ」
「何だよ泉ぃ！俺の幸せに妬いてんのか？」
「見付けて名前を聞いただけで幸せなんてアキラらしいですね」
けっ！相変わらずムカつく野郎だぜ！
話を止めて部活の準備を進め、ダンスを始める
空が暗くなり始めた辺りで切り上げになり、皆と玄関へ出ると
「あぁあ！！」
「アキラ君！」
なんとその先輩が！！
俺を、俺を待っててくれたのか！！
「姉さん」
「奏！あれ？奏、アキラ君とお友達？」
･･･は？
「え、ちょ、は？！なに？！A先輩が泉の姉ちゃん？！はぁあ？！」
「アキラ君、奏のお友達なら早く言ってくれれば良かったのに！皆さん、奏がお世話になってる部活の方？」
「おれがお世話してるんです」
「そうなんだ！奏がいつもお世話になってます
奏の姉、泉Aです」
おい、ちょっと待ってくれよ
俺の初恋の相手がよりにもよって泉の姉ちゃん？
嘘だろ？全然似てねーじゃん！
「おー、A、久しぶりだなー」
「九瓏先生、お久しぶりです」
「え？！先生知り合い？！」
「そりゃ生徒だからな！Aは昨年の夏にアメリカ留学してて昨日帰って来たんだよな」
「はい！留学して良かったです！勉強になりました
あ、奏これお土産、昨日渡そうと思ってたんだけど忘れてて」
「ありがとう大事にする
寮まで送ります」
「お願いします
それでは皆さん失礼します、またねアキラ君」
「じゃあなアキラ」
何だよあの泉の顔
取れるもんなら取ってみろってか？！
くっそー！絶対にお前倒して俺のこと義兄さんって呼ばせてやっかんな！！
俺が魔王から姫を救い出す！
『学園公開大告白は彼岸花と共に』 榊原タツキ→←『世界はコーヒー、貴方はミルクチョコ』 九瓏ケント
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ちゃ湖(プロフ) - 樹季さん» なるほど、2ですか...今後の執筆活動の内容として視野に入れさせて頂きます。短編はネタさえ貯まれば何とかなるのでネタと気分が貯まり次第、2を書かせて頂くと思います。それまで気長に待って頂ければ幸いです。 長々と失礼致しました (2015年2月15日 10時) (
レス) id: 780105eb5c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃ湖(プロフ) - 樹季さん» くだらない後書きを読んでくださったうえに、コメントでの嬉しい御言葉まで誠にありがとう御座います。選べないなんて言って頂けるとは思いもしなかったので、純粋にとても嬉しいです。 (2015年2月15日 10時) (レス) id: 780105eb5c (このIDを非表示/違反報告)
樹季(プロフ) - 私的にはとても嬉しく思います。ちゃ湖さんの決める事なので何も言えませんが１つの案として考えて貰えると嬉しいです。更新お疲れ様でした。そして長文失礼致しました。 (2015年2月15日 4時) (レス) id: 367d06e3bc (このIDを非表示/違反報告)
樹季(プロフ) - 終わられるのはとても寂しく感じますね。好きなのは選べません！そのくらいどれも好きなのです。ちゃ湖さんが良ければなのですが、この短編集の2と言うものを書かれてはいかがでしょうか。 (2015年2月15日 4時) (レス) id: 367d06e3bc (このIDを非表示/違反報告)
ちゃ湖(プロフ) - 妄想少女Ｍさん» ネタ切れ故のネタ使い回しなうえに勝手に御名前を載せてすみません;; 喜んで頂けて良かったです。ネタが思い付かず、更新が滞ってしまうことが自分の中で半確定してますが、頑張ります。 ありがとうございます。本当にピンチな時に御力を貸して頂きたいです！ (2015年2月9日 19時) (レス) id: 780105eb5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃ湖 | 作成日時：2015年1月2日 4時
