『 Starlit sky 』 榊原タツキ ページ17
我が九瓏ノ主学園の行事の1つ、高等部第3学年の臨海学校
私達3年生は大自然の中で海水浴やキャンプを2泊3日存分に楽しみ、明日の夕方には元の学園生活に戻る
そんな夜、私は眠れずにコテージから少し歩いた所にある浜辺に腰をおろし、都会では見ることの出来ない満天に輝く星空を目に焼き付けていた
心地良い海風を感じるのと同時に人の足音が聞こえて来る
先生だろうか？きっと見回りでバレたのかもしれない
「Aちゃん？」
「タツキ君？どうしてここに？」
「Aちゃんこそどうして？」
怒られることを覚悟して振り向くとそこには恐れていた教師ではなく、クラスメイトの榊原タツキ君が居た
立ち話も何だからと、彼を隣に座らせ話を続ける
「私、どうしても眠れないから、どうせならここの綺麗な星空を目に焼き付けておこうと思って」
「え？Aちゃんも？僕も眠れないから星でも見ようかなと思って抜け出して来たらAちゃんが居たから吃驚しちゃった」
「私も振り向くまで先生だと思ってたから、タツキ君で良かったって思ったのと同時に吃驚しちゃった」
お互い様だね
そう言って2人顔を見合わせて笑う
そのあとからは他愛もない話をしては一緒に笑うことを繰り返した
「それにしても、本当に綺麗な空だよね」
「そうだねー」
そう言って顔を上げて夜空を見る
2人の間に沈黙が走る
ふと今更になってタツキ君と2人きりという空間にドキドキし始めた
暗闇の中で一瞬触れた温かい手
彼の方を見れば暗闇でも分かるほど頬を真っ赤にした彼と目が合う
きっと私が真っ赤なのも彼にバレているだろう
「あの、手、繋いでもいい...？」
これはそういうことだと勘違いしてもいいですか？
『ろくぶんのいち-Gravity of the earth's 1/6- 』 朴ウィト→←『私のウィトソング』 朴ウィト
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ちゃ湖(プロフ) - 樹季さん» なるほど、2ですか...今後の執筆活動の内容として視野に入れさせて頂きます。短編はネタさえ貯まれば何とかなるのでネタと気分が貯まり次第、2を書かせて頂くと思います。それまで気長に待って頂ければ幸いです。 長々と失礼致しました (2015年2月15日 10時) (
レス) id: 780105eb5c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃ湖(プロフ) - 樹季さん» くだらない後書きを読んでくださったうえに、コメントでの嬉しい御言葉まで誠にありがとう御座います。選べないなんて言って頂けるとは思いもしなかったので、純粋にとても嬉しいです。 (2015年2月15日 10時) (レス) id: 780105eb5c (このIDを非表示/違反報告)
樹季(プロフ) - 私的にはとても嬉しく思います。ちゃ湖さんの決める事なので何も言えませんが１つの案として考えて貰えると嬉しいです。更新お疲れ様でした。そして長文失礼致しました。 (2015年2月15日 4時) (レス) id: 367d06e3bc (このIDを非表示/違反報告)
樹季(プロフ) - 終わられるのはとても寂しく感じますね。好きなのは選べません！そのくらいどれも好きなのです。ちゃ湖さんが良ければなのですが、この短編集の2と言うものを書かれてはいかがでしょうか。 (2015年2月15日 4時) (レス) id: 367d06e3bc (このIDを非表示/違反報告)
ちゃ湖(プロフ) - 妄想少女Ｍさん» ネタ切れ故のネタ使い回しなうえに勝手に御名前を載せてすみません;; 喜んで頂けて良かったです。ネタが思い付かず、更新が滞ってしまうことが自分の中で半確定してますが、頑張ります。 ありがとうございます。本当にピンチな時に御力を貸して頂きたいです！ (2015年2月9日 19時) (レス) id: 780105eb5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃ湖 | 作成日時：2015年1月2日 4時
