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『私のウィトソング』 朴ウィト ページ16

あんまりソワソワしないで

「いやぁ!今日は雲1つない晴天になって良かったですねー!!」
「ウィト、よく見て?今日はどこからどう見ても曇りよ」
「あ...」

あなたはいつでもキョロキョロ

「わぁ!可愛い動物がいっぱいですね!!どこから回ろうか迷うなぁ!」
「じゃあ、端から順に回りましょ」
「そうですね!!」

余所見をするのはやめてよ

「あ、美人なお姉さん...」
「ウィト?キリンに向かって何言ってるの?」
「だってほら!このキリン、めちゃくちゃ美人に見えませんか?!」
「その子、オスみたいよ?」
「え?オス...?」

私が誰より1番

「やっぱり、A先輩の手料理がどんな料理よりも1番美味しいです!!」
「ありがとう、そう言ってくれるのはウィトだけよ」
「え?!A先輩の手料理を食べた人は何を考えてるんですかね!舌バカなんですか?!」
「だって手料理を食べてもらうのなんてウィトだけだもの」

そう言うとウィトは一瞬にして顔を真っ赤にして固まる
まだ半日しか経ってないが、沢山のウィトを見た
ソワソワして落ち着きのないウィト
子供の様にしてはしゃぐウィト
動物と不思議な会話を繰り広げるウィト
中まで真っ赤なトマトの様に顔を赤くするウィト
誤魔化す様にお握りを口いっぱいに頬張ってハムスターみたいになっているウィト

この子といるとどうにも飽きが来ない
寧ろ楽しくなってくる
それはきっと私が彼にベタベタに惚れているからだ
残り半日、彼はどうやって私を楽しませてくれるのだろう
とても楽しみで目尻が下がるのを抑えられない
うん、やっぱり私は

「貴方のすべてが好きよウィト」
「?!?!」



『1番好きよ』


_____________
『ラムのラブソング』より一部抜粋

『 Starlit sky 』 榊原タツキ→←『扉越しと隙間でまた明日』 九瓏ケント



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ちゃ湖(プロフ) - 樹季さん» なるほど、2ですか...今後の執筆活動の内容として視野に入れさせて頂きます。短編はネタさえ貯まれば何とかなるのでネタと気分が貯まり次第、2を書かせて頂くと思います。それまで気長に待って頂ければ幸いです。 長々と失礼致しました (2015年2月15日 10時) (レス) id: 780105eb5c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃ湖(プロフ) - 樹季さん» くだらない後書きを読んでくださったうえに、コメントでの嬉しい御言葉まで誠にありがとう御座います。選べないなんて言って頂けるとは思いもしなかったので、純粋にとても嬉しいです。 (2015年2月15日 10時) (レス) id: 780105eb5c (このIDを非表示/違反報告)
樹季(プロフ) - 私的にはとても嬉しく思います。ちゃ湖さんの決める事なので何も言えませんが1つの案として考えて貰えると嬉しいです。更新お疲れ様でした。そして長文失礼致しました。 (2015年2月15日 4時) (レス) id: 367d06e3bc (このIDを非表示/違反報告)
樹季(プロフ) - 終わられるのはとても寂しく感じますね。好きなのは選べません!そのくらいどれも好きなのです。ちゃ湖さんが良ければなのですが、この短編集の2と言うものを書かれてはいかがでしょうか。 (2015年2月15日 4時) (レス) id: 367d06e3bc (このIDを非表示/違反報告)
ちゃ湖(プロフ) - 妄想少女Mさん» ネタ切れ故のネタ使い回しなうえに勝手に御名前を載せてすみません;; 喜んで頂けて良かったです。ネタが思い付かず、更新が滞ってしまうことが自分の中で半確定してますが、頑張ります。 ありがとうございます。本当にピンチな時に御力を貸して頂きたいです! (2015年2月9日 19時) (レス) id: 780105eb5c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃ湖 | 作成日時:2015年1月2日 4時

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