【アルスマグナ】勝手に親衛隊 短編集

『バルコニー舞踏会#No thank you』 ？ ページ12

「綺麗な歌声だな」

どこからともなく聞こえてきた声に振り向くが後ろには誰も居ない
辺りを見回しても誰も居ない
気のせいかと思い、また歌い始めると

「オデ様を無視すんな！」

やはり鼻が詰まった様な聞き取りづらい声が聞こえてくる
辺りを見回してもやはり誰も居ない
気味が悪い...

「ここだ！こーこっ！」

ここで分かるなら既に見付けている
どうしても見付けられず、知らない声の主に声をかける

「どこにいるの？」
「ったく、しょがーでーなー
見下げでー♪ごだんー♬」

聴いたことがあるようなフレーズにつられ、下を向くと

「よう！オデ様はコンスタンティン
突然だがお嬢さん、オデと世界征服というデートをしでーか？」

ひとりでに動きながら喋るピンクのウサギがいた


「...チャックはどこかしら」
「ぎゃぁあああああ！！たちゅきぃいいいいいい！！！」



『Please conquer the world with me』
『No thank you!』



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どうもちゃ湖です
バルコニー舞踏会、予定していたお話全て書き上げました
ラストを飾ってくれたのはコンちゃんです
バルコニー舞踏会はコンちゃんを書きたいがために作った選択制短編だったりします
嘘です
アルスマグナの余裕,嫉妬,拗ね,泣き,誤解,茶番を書きたかったんです
ウィトっちと奏くんは書きやすく、いつもの時間の半分程で書き上げました
逆に苦労したのはタツキックとアキラっちょです
普段の彼等からは見られない怒りと落ち込みを取り入れてみました
先生とコンちゃんは楽しく書かせて頂きましたコンちゃんは特に
見下げてごらんは某新喜劇の某小さな師匠さんのネタです

これからも気紛れに思い付いた時に更新をして行くのでお付き合い頂けると幸いです
ここまで読んで頂きありがとうございました
今後とも『勝手に親衛隊』をよろしくお願いいたします
それでは
＿ちゃ湖

『※遅刻はほどほどに』神生アキラ→←『バルコニー舞踏会#誤解を解いて』 神生アキラ

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