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パ『………………………………………お、、お前、、、、、、』

書庫『………あぁ…』

ツン『?』


峡谷の大精霊様の一人は、星の子に駆け足で近寄ると、

目の前で足を止めた.


「 ――― … 」

星の子がそれに気づきました.

星の子は、じっとその一人を見つめていた.

パ『お前、、、、、、、、、、、、、、、』





パ『 なんて みすぼらしい恰好をしている!!!!! 』





書庫中に響き渡った大声に、星の子は凄くビックリして 肩を大きく動かした.

パ『なんだ!!その服装は!!!その現状は!!!今まで見てきたチビ共の中で
  お前が一番みすぼらしいぞ!!!!』

ツン『な、なんだ?何に怒ってるんだアイツは?』

書庫『…私の方で預かっている星の子が居まして…………』

どうやら、峡谷の大精霊様の一人は 星の子の恰好や態度に凄く怒っているようです。

パ『星の子はなぁ!!!元気に外走りまくって困難を乗り越えて
  俺のような誇り高き大精霊の元へ来るものだろう!!』

パ『なのにお前は!!!?他の奴らの苦労もしらずに呑気に本を読んでいるのか!!?
  何故だ!書庫の優しい優しい大精霊がいるから許されると思っているのか!!!?』

書庫『待ちなさい…! その星の子には事情が…!』

ツン『書庫さんの言っている通りだ!言いずぎだぞ相棒!!』

パ『お前のような度胸のない奴は一からやり直せ!!光の尊さも知らない臆病者…………』

*



「……っ……… っぐ……… うっ………………」


パ『っな ……………………』

書庫『………!』

ツン『あ ……』


星の子は泣いてしまいました.

瞳からボロボロと大きな滴が零れ落ちて、肩が震えていた.

峡谷の大精霊様の事は正しかったと思った.

自分の心の狭さ、自分の愚かさに泣いているのです.


「う………… ひぐ…っ………」


ツン『お…お前!!泣かせたのか!!泣かせたんだな!?』

パ『お、ぉお俺は知らん!!!大体このチビが……………』


書庫『 …… 』


パ『……………………………………………………… 〜…』





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FLOWER(プロフ) - この小説とても素敵なので更新待ってます!! (2022年3月5日 19時) (レス) @page8 id: 292e42663c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あぁむ | 作成日時:2021年8月16日 23時

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