君の彼氏になりたい。【4】

〇 リハーサル #7 ページ9

--Abe Side--


Aに
感心しながら、
俺たちは控え室へ
戻ってきた。



岩本「よし、行くか！」


深澤「2人も戻ってきたし」



D.D.の衣装に
着替え、
またステージへと
向かう。


後半のリハが
始まり、
まずはSixTONESから
始まる。



『SixTONESが
ステージに立ってるの、
初めて見る気がする。』


深澤「言われてみれば
確かに！」


『大我くん、
歌上手いんだね』


阿部「ミュージカル
やってるから、
声量あるよね」


『私阿部ちゃんの歌声
結構好きだよ』


阿部「えぇ？！俺？」


『なんかね
優しい感じがする』


深澤「俺は？俺は？」


『ふっかさんも
いい声してるよね』


深澤「嬉しい〜！」


『ジェシーくんも
歌うまいね』


阿部「かっこいいよね」


『私もラウの代わりだから
頑張らないとな...』


阿部「いつも通りでいいよ」


『うわっ、今の
優しい...』


深澤「俺は〜？」


『ふっかさんも、
優しいよ！』


深澤「へへ、
嬉しいなぁ」


阿部「ふっか、
抱き着こうとしないの」


深澤「バレたか...」


佐久間「A！
アクロの練習しよ！」


『うわっ...
びっくりした〜
いいよ』



Aが佐久間に
連れていかれた...



広いスペースで
アクロをし始めた2人。


そこそこ高いヒールを
履いてるのに
バク宙とかする
Aは、ほんとに
すごいと思う。


佐久間に
負けないぐらいの
アクロを軽々と
こなす。


周りにいるJr.の子達や
先輩も後輩も、
Aのアクロに
見入っている。



深澤「もうAちゃんは
Snow Manになくては
ならない存在だね」


阿部「そうだね(笑)」


深澤「しっかし
すげぇよなぁ...
俺らはスニーカーだけど、
Aちゃん
ヒールだぜ？」


阿部「もう
ヒールでやるの
慣れたらしいよ」


深澤「しかも
今日の衣装、
雑誌の撮影のときと
違うし」



確かに
言われてみれば、
かなり違う。


今回の衣装は、
白と黒の丈が短い
若干腹チラしてる
被りのパーカーに


白のパンツに、
黒のパンプス。
髪は前と
同じでポニーテール。



深澤「ポニーテールってさ、
可愛い印象の髪型なのに
Aちゃんだと
めっちゃかっこいいよね」


阿部「確かに、
髪長いから綺麗な
ポニーテールだよね」


深澤「しかも毛先
巻いてんだぜ？
なのにかっこいいって...」


国分「じゃあSnow Man！
いくよー！」



そんな話をしてると、
国分くんに呼ばれ
ステージに立つ。



岩本「デビュー曲
D.D.いきます！」

〇 リハーサル #8→←〇 リハーサル #6

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す