君の彼氏になりたい。【4】

〇 リハーサル #6 ページ8

--Abe Side--


大西「えぇ〜
めっちゃ嬉しい！」


阿部「だってよ？」


『可愛すぎる...』


藤原「俺からしたら、
Aちゃんの方が
可愛いと思うで？」


高橋「流星じゃなくて、
俺にしいや？」


西畑「口説くな！！」


阿部「あのね？
Aちゃんの方が
先輩だからね？
しかも年上だし。」


『そこは気にしなくて
大丈夫です...』


大西「トップアイドルに
見つけて
もらえるなんて...
可愛い顔でよかったぁ...」


藤原「お前それ自分で
言うことちゃうで」


『ほんまかわええ...』


「「えっ？」」


『えっ...？』


道枝「今なんて
言いました？」


『ほんまかわええって...
あっ！！
忘れてください...！』


阿部「あーあ...笑」


大西「関西人なん？！」


『兵庫生まれの
大阪出身です』


西畑「親近感湧くなぁ」


大西「Aちゃんって
呼んでもええですか？」


『もちろん！
私も勝手に
流星くんって
呼んでるし...』


西畑「僕も！
大吾って呼んで！」


高橋「お前ずるくね？
俺も！！」


阿部「じゃあもう
みんなAちゃんって
呼べばいいじゃん(笑)」


『そうだね(笑)
流星くん、大吾くん、
恭平くん、
和也くん、謙社くん
駿佑くん
でええかな？』


『で、丈...？』


藤原「なんで俺だけ
丈やねん！！」


『長いし...
丈でええかなって』


藤原「まぁ丈で
ええよ(笑)」


大西「丈くん！
Aちゃんの推しは
僕やねんから！
上からいくな！」


藤原「上から
いってへんわ！」


『賑やかやなぁ』


阿部「じゃあもう
そろそろ休憩
終わるし、行こう？」


『うん！
じゃまたね』


西畑「後半もちゃんと
見とくで！」


道枝「また後でね〜」



なにわ男子の
控え室を出て、


自分たちの
控え室へ帰る。



『どこのグループも
仲良くていいね』


阿部「俺たちもね」


阿部「どう？
人見知り直せそう？」


『ん〜...
わかんない』


『でもね今
すごく楽しい！
後半楽しみだなぁ〜
気合入れて
頑張ろっ！』


阿部「先輩も後輩も、
Aのこと気に入って
受け入れてくれて
よかったよ」


『私もそう思う。
たきくんとSnow Manの
みんなのおかげだね〜』



頭があがらないよ〜
なんていうけど、
実際はAの
実力だと思う。


女の子なのに、
キレのあるダンスと
ジャニーズ顔負けの
アクロバットと表現力、
そして圧倒的な歌唱力。


そりゃあみんな、
認めざるを得ないし
何も言えなくなるよ。

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