君の彼氏になりたい。【3】 (ページ31)

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● KAT-TUN ページ31

KAT-TUNは舘さんが
控え室のドアを
ノックする。

宮舘「失礼します
Snow Manです。」

失礼します、
と言って
控え室の中に
入っていく。

最後に入った私は
KAT-TUNの3人を見て
驚愕する。

亀梨「おぉ！
宮舘じゃん」

亀梨「その子が
新メンバー？」

宮舘「はい！
A、挨拶」

『桜良Aです』

亀梨「Aね
よろしくね」

私の名前をさらっと
呼び捨てにした
この少し怖い人は
亀梨和也さん。

“かずなり”ではなく
“かずや”と読むらしい。

亀梨「滝沢くんの
スカウトだから
相当すごいんだね」

『いえ...
そんなことは...』

上田「お前ら
いじめてねぇだろうな」

突然
そう言ったのは
かなり強面の
上田竜也さん。

上田「女泣かしたら
承知しねぇぞ」

岩本「そんなこと
絶対しません。」

照くんも強面だけど
それ以上だ。

上田「何かあったら
すぐ俺に言うんだぞ
しばいてやるかな」

『えっ...はい』

そう言って
私の頭を撫でる。
どつかれんのかと
思った...

中丸「この2人
怖いでしょ？
大丈夫？」

唯一1人だけ、
優しい顔つきの
人がいる。
この人は
中丸雄一さん。

中丸「上田、
怯えてるよ」

上田「えぇっ？！
急にどついたりしないから
大丈夫だよ」

そう言って
ニコッと笑う
ギャップに
ドキドキする。

渡辺「おいA
照れてんじゃね―よ！」

亀梨「女落とすの
うまいからなぁ」

上田「言い方考えろ」

『怖い人かと
思ったんですけど...』

『...笑うと
可愛いですね』

上田「っ...！！」

中丸「今度は
上田が照れてる」

岩本「すいません。
先輩への振る舞い
知らなくて...」

宮舘「ずっと本人が
先輩だったので
急にな上下関係でして...」

上田「別に
怒ってねぇよ」

亀梨「むしろ
かしこまりすぎても
嫌だしな」

『ありがとう
ございます...』

中丸「挨拶、
次、行くんだろ？」

亀梨「なら
早く行ってきな」

上田「また後でな」

宮舘「はい、
ありがとうございました！」

岩本「失礼します。」

みんな最後まで
お辞儀をしながら
控え室を出た。

『怖かった...』

深澤「昔はもっと
怖かったぞ」

『そうなんだ。』

阿部「てか心配
いらなかったね
ちゃんと受け入れて
くれたね」

『そうだね』

――
(山PとHey!Say!JUMPと
Kis-My-Ft2は割愛します...)

深澤「次はセクゾか...」

岩本「よし行くか。」

次はSexy Zoneさんの
楽屋へ向かう。