〇 一目惚れ...？ ページ29
--Abe Side--
昨日の夜、
Aちゃんに
『ここにいて...
1人にしないで...』
と言われたとき、
正直きゅんとした。
確かに普段は
かわいいし、
ライブ中はすごい
かっこよかった。
滝沢くんも
言ってたように
完璧を求める
Aちゃんとは
程遠く弱々しい姿に、
胸がときめいてしまった。
そんなAちゃんの
お願いを
断るわけにもいかず、
俺は頭を撫でながら
Aちゃんを
寝かしつけた。
すやすやと眠る
Aちゃんを見てると、
こんな華奢な体で
いろんなものを
背負って
生きてきたんだな。
そんなこと考えてると
だんだんこの子は
俺が守りたい
そう思うようになった。
寝顔を見つめてたら、
Aちゃんの
目から涙が出てきた。
俺はいてもたっても
いられず、
Aちゃんの
隣で横になり
抱きしめながら自分も
眠りについた。
次の日、
うっすら目を開けたら
横で一緒に寝てた
Aちゃんが起きてて
顔を真っ赤にしていた。
阿部「んん...
Aちゃん
おはよう...」
『お、おはよう...』
明らかに動揺してる。
そりゃあそうだ。
だって抱きしめてるもん。
『ねぇ...
阿部ちゃん...？』
阿部「ん...？」
『あのね...その...』
真っ赤にして
もじもじしてる
Aちゃんが可愛くて、
少し意地悪してみたくなった。
阿部「Aちゃん？
どうしたの？
どこか痛いの？」
『いや...
そういうわけじゃなくて...
阿部ちゃん、今ね...
私を抱きしめてるの
気付いてる...？』
阿部「えっ？
あっ！！ごめん...
ほんとごめん...」
俺はわざと
気付かなかった事にして、
慰めるを理由に
言い訳をしてみた。
阿部「ほんとごめんね...
昨日ここにいてって
言われて...
そしたらAちゃん、
寝ながら
泣いちゃってたから
慰めるつもりで...」
そう言うと今度は
ニコって笑って
優しい顔で
ありがとうと
言ってきた。
いろんな表情をする
Aちゃんが
愛しくてたまらない。
その後は何事も
なかったかのように
普通に話し、
ご飯を作る流れになった。
一緒にキッチンに
立つと、
なんか付き合いたての
カップルみたい。
きっとAちゃんが
彼女だったら、
楽しいし
幸せなんだろうなぁって
思った。
作り終えたご飯を
食べながら
Aちゃんに聞いたら
案の定、
恋愛の経験はなかった。
でも好きな人は
いたって発言に
少しショックを覚えた。
過去形だけど...
それでもなぜだか
もやもやした。
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あまね - 好き (2021年12月12日 22時) (
レス) @page27 id: 4d96d7e539 (このIDを非表示/違反報告)
chihiro - ああああオア (2021年12月12日 22時) (レス) @page27 id: 4d96d7e539 (このIDを非表示/違反報告)
HaRu(プロフ) - かなさん» コメントありがとうございます！それとご指摘もありがとうございます！【7】からになってしまいますが、行替え見直していこうと思います！ (2021年11月9日 23時) (レス) id: c379e27f87 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - お話の設定などとても面白くて好きなのですが、1行におさめる文字数が少なすぎて行替えが多く少し読みづらさを感じます。お話は大好きなので可能であれば行替えが減ると嬉しいです。 (2021年11月8日 20時) (レス) id: 22fe685296 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年8月11日 12時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HaRu. | 作成日時：2021年1月15日 2時
