● 1人にしないで ページ27
『んん...』
目が覚めたら、
見慣れた天井と
見慣れた部屋。
私は自分の家に
いるんだと、
すぐに分かった。
一体だれがここまで...
なんて考えてたら
部屋に誰かが
入ってきた。
滝沢「目覚めたか？」
『あっ、たきくん。
ごめんね』
滝沢「謝らなくていい。
よく頑張ったよ、
お疲れ様。」
『ライブどうだった？
成功だった？』
滝沢「あぁ、
大成功だったよ。
だから今は何も
考えないで休め。」
『ありがとう...』
たきくんが部屋まで
運んでくれたんだ
って思ってたら、
滝沢「阿部と
ふっかが家まで
運んでくれたんだぞ。」
『阿部ちゃんと
ふっかさんが...？』
滝沢「あぁ。
呼んでくるから
待ってろ」
そう言って
部屋を出ていき、
リビングにいるであろう
2人を呼びに行った。
阿部「Aちゃん、
大丈夫？」
深澤「起き上がらなくて
いいよ。
そのまま寝てて」
阿部「ごめんね...
俺らがAちゃんを...」
『どうして...？
なんで2人が謝るの？』
『私こそ、
こんな情けないとこ...
2人ともごめんね...』
深澤「謝らないで？
無茶しすぎだよ」
『うん...』
滝沢「俺は
明日仕事だから、
帰るけど2人は？」
深澤「俺も朝から
ドラマ撮影だから...」
滝沢「阿部は
休みだよな？」
阿部「はい。」
滝沢「じゃあ
ここにいてやれ。」
深澤「Aちゃんを
頼むな。」
そう言うと2人は
帰って行き、
部屋には私と
阿部ちゃんの
2人きりになった。
阿部「俺、
リビングの
ソファーにいるからさ
何かあったら呼んで...？」
『ま、待って...
ここにいて...
1人しないで...』
こんな弱々しい感じ、
私じゃない。
そう思っても
1人なるのが嫌で
勢いで阿部ちゃんを
無理やり呼び止めてしまった。
阿部ちゃん
すごい困ってる...
阿部「...いいよ。
ここにいてあげる。
Aちゃん頑張ったね。」
優しく頭を撫でられ、
その暖かさを
感じながら私は
ゆっくり目を閉じた。
翌日、朝の光で
目が覚めた。
たくさん寝たからなのか、
体がすごい軽い。
ただ捻挫した
右足は少し痛む。
やらかした...と
ため息つきながら、
腰回りに違和感を覚え
体制を変えるため
寝返りを打つと
横には見慣れたきれいな顔が
至近距離で、目に入った。
『...っ！！？？』
あまりの驚きに
声が出ない。
腰回りに感じていた
違和感をそこで
やっと察した。
私...阿部ちゃんに
抱きしめられてる。
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あまね - 好き (2021年12月12日 22時) (
レス) @page27 id: 4d96d7e539 (このIDを非表示/違反報告)
chihiro - ああああオア (2021年12月12日 22時) (レス) @page27 id: 4d96d7e539 (このIDを非表示/違反報告)
HaRu(プロフ) - かなさん» コメントありがとうございます！それとご指摘もありがとうございます！【7】からになってしまいますが、行替え見直していこうと思います！ (2021年11月9日 23時) (レス) id: c379e27f87 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - お話の設定などとても面白くて好きなのですが、1行におさめる文字数が少なすぎて行替えが多く少し読みづらさを感じます。お話は大好きなので可能であれば行替えが減ると嬉しいです。 (2021年11月8日 20時) (レス) id: 22fe685296 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年8月11日 12時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HaRu. | 作成日時：2021年1月15日 2時
