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厚side
向日葵と物吉と分かれて
怪しそうな部屋を探していると
平「厚兄さん!!」
厚「どうした平野」
平「こっちにそれらしき部屋が!!」
厚「!!……他の奴らは?」
平「前田が今剣君と
後藤兄さんを呼びに」
俺は平野の案内で
その部屋に向かう
もう部屋の前には
みんな集まっていた
後「ここか……」
平「やっぱり結界が
張ってあります!!…」
前「すぐに向日葵達を呼んだ方が
いいでしょうか？」
厚「でもこの結界……
俺等の本丸の時よりも
ずっと薄いぞ……」
後「この位なら俺等でも
ぶっ壊せるぞ!!……」
厚「だな……後藤!!」ｽﾗｯ
後「おう!!」ｽﾗｯ
ｶﾞ ｷ ｨ ｨ ｨ ｨ ｨ ﾝ
俺と後藤は本体を抜いて
おもいっきり扉に振り下ろした
ここの審神者は春が
引き留めてくれているし
その審神者がいる部屋は
春の霊力で外の音が聞こえない
ようになってるらしいから
いくら音をたててぶっ壊せしても
大丈夫なはず………
ﾋﾟｷ ﾋﾟｷ ﾋﾟｷ ｯ
平「お札が出てきました!!」ﾍﾟﾗｯ
ﾋﾞﾘｯ
結界にヒビが入り、出てきた
お札を平野が破く
そして、すかさず
今剣と前田が扉を開く
その先には
薬*「厚?………なんでお前が………
後藤や平野も…………」
前*「薬研兄さん?
どうしたんですか………
今剣君?………それに僕?………………」
目の前にはボロボロに
なった兄弟の短刀達と
鯰*「今の音は!!!?…………
厚?平野?後藤?………
なんで…………」
俺等に本体を向けている
兄弟の脇差がいた
平「一体どういう………
ﾊｯ)………薬研兄さん!!
皆さんご無事ですか!!!?」
薬「いや、何振かはもう
重傷で後1回でもあいつに
投げられでもしたら
折れちまう奴らが……」
それを聞いた瞬間俺は
向日葵の元へ走り出した
頼む、向日葵………
みんなを救ってくれ!!
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作者名：裕糸 | 作成日時：2019年1月7日 3時
