コンビ審神者でブラック本丸をぶっ潰してみました！ 《2》

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向日葵side


縁側に着くと

後「運んでおいたぜ!!」

『ありがと、みんな!!』

和「しっかし、これどうやって
開けるんだぁ?」

加「鎖ジャラジャラだし
鍵もしっかりかかってるし」

鶯「難しいのではないか?」

「どーすんの?」

『あ、簡単簡単

形あるものはいつか壊れる


ってことで、箱を壊します!!』


俺は部屋に置いてあった
工具箱から釘抜きなどなど
箱を壊せそうなものを取り出した






「「はぁ!!!!!?」」

『あれ?ダメだった?』

安「だって鍵かかってるんだよ!?

鎖もグルグルに巻き付いてるし」

『そうだけど…

出来るよ!!!!…たぶん』


大丈夫、だって木の箱だよ?

無理だったら?……

が、頑張るんだよ……



『えーっと、これをここに
当てて…ここをちょっとずつ
打っていけば…』

ｶﾝ ｶﾝ ｶﾝ ｶﾝ

ﾊﾟｷｯ

ｶﾝ ｶﾝ ｶﾝ ｶﾝ

ﾊﾟｷｯ

『こんな風に四隅を
壊していけば…』

ｼﾞｬﾗｯ

『鎖も緩んできて…

蓋の金具部分を壊せば』

ｶﾞｺｯ


小「開いた…」

『みたかーーーー!!』


勘だったけどね…


供「お見事ですぞ!!向日葵殿!!」

鳴「凄い…」

和「意外に器用なんだな」

『意外ってなんだ!!意外って!!』






そんな感じで全部の箱を
無理やり開けていった

中身は予想通り、みんなの
本体だった

でも、いくつかの
箱は空っぽだった

「空っぽのやつはみんな
折られたのっぽいね」

『大きさから見て、
槍の箱だろうな』

槍の三振は短刀を庇って
あの審神者に折られたらしい

あのダンディな叔父様達を
折るなんて頭どうかしてるわ



「ねぇ、ひま

アレ決めなくていいの？」

『ああ、もうすぐ時間に
なっちゃうし…決めなきゃな』

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