66 ページ18
烏間side
鷹「生徒を見捨てるか
生贄として差し出すか!!
どっちみち酷い教師だな
おまえは!!
はっははーーーーー!!」
……………
俺は…まだ迷っている
地球を救う暗殺者を育てるには…
奴のような容赦のない
教育こそ必要ではないのか？
……この教師という職業に
ついてから迷いだらけだ
仮にも鷹岡は精鋭部隊に属した男
訓練3ヶ月の中学生の刃が
届くはずがない
ｻﾞｯ ｻﾞｯ
その中でひとりだけ
わずかに「可能性」がある生徒を…
危険にさらしていいものかも
迷っている
烏「渚君、やる気はあるか？」
渚「…！？」
「なっ…なんで…渚を!?」
烏「選ばなくてはならないなら
おそらく君だが…
返事の前に俺の考え方を
聞いて欲しい」
俺は生徒全員の方を向いた
烏「地球を救う暗殺任務を
依頼した側として…
俺は君達とはプロ同士だと
思っている
プロとして君達に払うべき
最低限の報酬は
当たり前の中学生活を
保障する事だと思っている」
俺はまた渚君の方を向いた
烏「だから、このナイフは
無理に受け取る必要は無い
その時は俺が鷹岡に頼んで…
「報酬」を維持してもらう
よう努力する」
鷹「ククク、烏間
土下座でもすりゃ
考えてやるがね」
ｻｯ
渚「やります」
夢主side
『そーいや、カルマ』
業「何？」
『さっき職員室に宿題を
出しにいったらさ
これがあったんだよ』
業「なにこれ…！！」
『本物のナイフ…
たぶんあいつは
いつ、こんな状況に
なってもいいように
大量にナイフを
持参したんだろうな』
業「うわー、悪趣味ー…
ところでAは
これをパクってきたの？」
『いや、殺せんせーが
戻ってきたから
咄嗟に隠して
間違えて持ってきた』
業「Aらしいね(笑)」
『笑うな』
業「はいはい」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 202人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
裕糸(プロフ) - s，sは歌い手好きさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！！ (2021年3月24日 0時) (
レス) id: fefc4335fa (このIDを非表示/違反報告)
s,sは歌い手好き - この作品みたいなのがめちゃくちゃ好き好きです！(￣▽￣＝￣▽￣） (2019年9月19日 17時) (レス) id: e508742d14 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：裕糸 | 作成日時：2018年9月4日 8時
