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カラオケにつき、聞かされていた部屋に向かう。
もう、みんなは部屋にいてとっくに歌っていた。
「おーきたきた。」
加奈先輩の声でみんなが私たちに気づく。
”座って”とせかされてコップに入れられたジュースで乾杯する。
そこからはさっきの状態に戻りがやがやと賑やか。
雑談をしながらテーブルに置いてあるポテトをつまみみんなのうたを聞いていた。
「〜〜♪」
一人が歌い終わり次の人。
「あ、山田、歌えば?」
ある一年生部員から涼介が言われた。
「は?俺ヤダ。お前歌えばいーじゃん。」
涼介は完全拒否。
「おいよー山田ーうたえよー。」
ノリノリな先輩にまで・・・。
涼介はしぶしぶ歌う準備に入る。
ほんと嫌そう。
でも、涼介は曲が流れ始めると顔つきが変わった。
ステージのライトに照らされすごくかっこいい。
「夜の空滲む光を〜」
すっごい美声。
歌ってる姿はとてもきれいで言葉の一つ一つに感情がこもってる。
「〜〜♪」
曲が終わり、周りは歓声に包まれる。
涼介の方に行ってわちゃわちゃしているみんなだけど私はただ、ソファーに座っているだけ。
「あほ面。」
「え、」
涼介に言われて現実に引き戻される。
涼介がすごく輝いて見える。
「どうだったよ。俺の歌は。」
「・・・・よかったです。」
「ふはっ。なんで敬語?」
「だって・・・。」
かっこよすぎなんだもん。
こんなこと言えない。
「だって?」
涼介が下を向いている私の顔を覗き込んでいってくる。
「かっこよすぎた?」
ビクっ
みるみるうちに熱くなる顔。
それに気づいた涼介も顔が赤くなる。
「可愛すぎだろ。」
ぼそっと言った彼。
それに伴って速くなる心臓の鼓動。
ヤバい、心臓もたない・・・。
立ち上がった彼から渡されたマイク。
「・・・え。」
まさか。
「歌え。」
ですよねー。
「やだ。」
「歌え。」
「やだ。」
顔を近づけて来た涼介。
耳元で
「歌わないとお仕置き・・・だよ?」
バッ!効果音が付くくらいの速さで涼介の顔を見ると
不敵な笑み。
私の本能がやばいと察知して私は曲を選びステージに上がった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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有山ほのか - Yloveさん» コメントありがとうございます。更新待っていただけてうれしいです。あんまり更新できなくてごめんなさい。今週中ちゃんと更新します。リクエストまでありがとうございます。 (2017年5月15日 16時) (レス) id: e4c7ea87e6 (このIDを非表示/違反報告)
Ylove(プロフ) - 早めに続きまってます!早めに更新お願いします!涼介と幼なじみが付き合うのだけはやめて欲しいです!はっきり、幼なじみに言ってるとこもみたいです!お願いします!早めに、はやく、更新お願いします (2017年5月12日 17時) (レス) id: 2517ae4c87 (このIDを非表示/違反報告)
赤花(プロフ) - 有山ほのかさん» ありがとうございます!必ず使わなくてもいいですからねー。 (2017年3月5日 16時) (レス) id: 6007a7581d (このIDを非表示/違反報告)
有山ほのか - 赤花さん» ありがとうございました!!参考にさせていただきます。赤花さんの作品も応援させていただいています! (2017年3月5日 16時) (レス) id: e4c7ea87e6 (このIDを非表示/違反報告)
赤花(プロフ) - 有山ほのかさん» おもいます!また、知念くんなどのもとからいた人の場合は「実はずっと好きだった」というとかの方が…。そこからどう進展して行くかはほのかさんにお任せます!進展について質問がある場合はいってください! (2017年3月5日 16時) (レス) id: 6007a7581d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:有山ほのか | 作成日時:2017年1月3日 23時