2 ページ3
山田side
校舎裏の駐輪場に行くと
携帯をいじってる彼を見つけた
山田「ごめん、またせた」
知念「ほんと、おっそい」
山田「ごめんごめん、ちょっと色々あって」
知念「色々って?」
山田「いやー……階段から落ちそうになって」
知念「怪我は?」
山田「ないよ!有岡に助けてもらった」
知念「ふーん」
知念「ま、遅刻した罰で涼介前な」
山田「はいはい」
こうやって都合が合えば自転車に乗って送りあっている
知念がちゃんと乗ったのを確認し自転車のペダルを踏む
知念「涼介また髪色変えた?」
山田「少し明るくしただけだよ」
知念「あ、そう言えばあやみちゃんどうなの?退院できそうにないの?」
あやみ
あやみは俺の妹
死に至る病気ではないが入院中の妹
山田「まだ無理らしいよ」
知念「卒業式までには退院できるといいね」
うん、間に合って欲しい
卒業式ぐらいはちゃんと出させてあげたい
山田「そうだな」
といい、自転車のスピードを加速した
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←1
18人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ