第五人格実況者の話(語彙力)2

君の隣nmkr ページ6

ことの発端は数分前のこと
友達と遊ぶ約束し、集合場所で待っていると
一本の通知が
LI◯N

友達『急用でいけなくなった、ごめん今度遊ぼ』

『おk』

どうやら急用で来れなくなってしまったらしく
近くの店で何か買って帰ろうとしたその時

モブ『ねぇねぇ、君一人？今から俺らと遊ばない？』

モブ2『なんか欲しいもの奢るよ！』

急に変な奴らに絡まれてしまった
知らない人だし、無視し続けていたら

モブ『ﾁｯ...無視かよ』

モブ2『おい、こっちこい』

強引に腕を掴まれ人気のない薄暗い路地裏へ連れ込まれてしまった

kr『ちょっ、なんですか...さっきから』

反抗的な態度をとったように見えたのか片方の男が
腕を後ろから押さえて込んできた

kr『んなっ..はなせっ！』

ズボンに手をかけられる、この時にあり得ないほどの
恐怖と逃げなければならないと、直感的に感じるも
抵抗することすらできずもう一人の男に迫られた
もうだめか、そう諦めた瞬間後ろで声がした

ーー




?『けーさつ呼びました！貴方達何してるんですか！』

モブ『おい！逃げるぞ！』

モブ2『もう警察がいる！？』

犯人の方は警察に任せて大丈夫だろう
明らかに逃げ足遅いし
それより心配なのは、遠くからでもわかるほど恐怖で泣いている大好きな人だった

nm『くれちゃん！大丈夫...じゃないよね』

kr『...ぬまさんっ...!』

強く抱きしめるほどに、涙で服が濡れるほどに
彼女の味わった痛みを痛感する

kr『ほんとっ...こわくてｯ...』

nm『うん、安心して、僕がちゃんとここにいるから』

事情を聞かれた後、今日のところは疲れていたこともあって一緒にお風呂に入った後すぐに寝てしまった


kr『ぬまさん』

nm『どうしました？』

kr『...ぬまさんといると安心します』

nm『……//』

二人だけの空間に一つ、小さなリップ音が鳴った

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