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充満する匂い…(DH side) ページ43
駐車場に着くと、Aを助手席へ座らせた。
エンジンをかけ、ヒーターをMaxにして暖めながら
DH: 寒くない？
とAの顔を覗くとｺｸｺｸ頷きながらも
唇が青い。
ふと、周りを見るとあるものを見付けた。
DH: ちょっと待ってて。
そう言うと、車を降りあるものの所へ向かった。
その向かう最中、携帯を取りだしトゥギヒョンに連絡した。
『あっ！ヒョン…Aだけど、見付けた。今から戻るけど、ん〜一時間位かな？それと、車のヒーターとかで暖めているけどかなり身体冷えてるから、部屋とか暖めておいてくれる？うん…うん…イヤ…まだ理由は聞いてない…うん…そっか…取り合えず後は帰ってから話すよ。ん〜』
連絡をしながら買った自販機の温かいお茶を手に車に戻り、Aに渡す。
DH: ほら、これ持って？温かいだろ？(*^^*)
見ると、まだシートベルトをしていないからAに被さるように手を伸ばして装着し、宿舎に向けアクセルを踏んだ…
車にはAの甘い匂いが充満していた…
関わり方…(You side)→←君の香り…(DH side)
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作者名：arisun | 作成日時：2013年6月26日 14時
