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2度目…(DH side) ページ40

Aの手は凍った様に冷えていた。

俺の手で包むようにして息を吹き付けて暖めてみたけどAの手は冷たいまま…
早く暖めてあげたくて、ダウンジャケットのファスナーを降ろし俺の腰回りに腕を巻き付ける様にAを引き寄せた…

必然とAの顔は俺の胸元に密着する体制になる…

…あれ?!以前にも…


…………あぁ…スタジオ行きのバンの中でペンに見付からないようにAを抱き寄せた時…

2度目…だね…

DH: ほら!俺の背中とジャケットの間に挟まれる様にして…

と、俺は更にAを抱き寄せた…

Aは、恐る恐る俺の背中に手を密着させてきた。

DH: うひゃ///ホントに冷えてるな///

Aの意思で手を密着させてきた事が嬉し恥ずかしで照れ隠しにそう言ったら

A:!!!ごめんなさい!!!

って離れようとしたけど…
もちろん、折角密着してくれた手が離れないように今度はAの小さい肩をギュって抱き締め返した…

そして、ゆっくりと右手をAの後頭部に添えて…

DH: …あのさ…A…このままで聞いてくれる?

するとAは俺の胸元に顔をくっ付けたまま頷いた…

DH: もしも、Aが一人で抱えきれない悩みや問題にあった時は、一人で解決しようとしないで?何処かに消えちゃったりしないで?オッパ達に話して?どんなことがあってもAの事、守るから…フフ…今頃、みんなAの事心配して待ってるよ?帰ろう?

A:…っ…さ…ぃ…ごめっ…

俺の胸で小さく呟くと、肩を上下に泣き出した。

Aの涙の跡は見たことあるけど、こうやって人前で声に出して泣いたのは、きっと韓国に来て初めてかも?
一人で我満してたんだね…

聴いていたかった…(You side)→←ボーッ…(You side)



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設定タグ:superjunior , donghae , ドンへ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:arisun | 作成日時:2013年6月26日 14時

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