第六話 ページ8
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Aは重く閉じられた瞼をゆっくりと開いた。
いつの間にか寝ていたらしい。どれくらい時間が経ったとだろうか。
白い天井をボーっと見つめていると、次第に脳が覚醒していき、Aは勢い良く飛び起きた。
A「(ここはどこ？変に薄汚い奴と戦って、それから、それから、)」
Aは今までこんなこと無かったのに…と頭を悩ませた。
それならここは敵の本拠地？私は人質に？でも、私があの兄妹の一人なんてことは知らないはず…
A「…ここを出なくちゃ」
Aは〈ノーズテイク〉でナイフを手に取る。
ベットから降り、部屋を見回すと安易的なベットが２つ、一つは私が使っていたものだ。
その他には机と椅子がワンセット。近くの棚には医療品がたくさん置いてある。
きっと治療室・保健室の類だろう。
Aはそっと出口であろう扉にゆっくりと近づき扉に手を掛ける。
その瞬間、扉の向こう側から知っている気配を感じた。
A「(あの薄汚い奴！！)」
Aは咄嗟に後ろに飛び退く。
それとほぼ同時に扉がガラガラと開いた。
？「！起きてたのか」
Aはナイフを目の前に構え、男を睨む。
A「…ここはどこ？私早く戻らなきゃいけないんだけど」
？「…それならまずその刃物を降ろせ、もうお前を攻撃しない」
男の言葉に嘘が無いことを確認すると、Aはナイフを元の空間に戻す。
？「それじゃあ着いてこい。そこで説明してやる」
A「…私、知らない人には着いて行くなって言われてるの」
？「…？」
A「だから、名前。私はA。お前は？」
名前を知られたぐらいでは痛手にはならない。そう判断したAは名前を問う。
相澤「はぁ…俺は相澤消太だ」
A「アイザワ…(不思議な名前)」
相澤「それじゃあ着いてこい」
Aは先を歩くアイザワという男に着いていった。
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自分で書いても分かんなくなってきた。
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作者名：arisu | 作成日時：2024年3月10日 20時
