消えない罪と〈マッシュル〉〈ヒロアカ〉 (ページ27)

今日:50 hit、昨日:70 hit、合計:10,914 hit

第二十五話ページ27

♡♡♡

セルサイド

手掛かりを掴んだ数時間後。

エピデムはメモの材料を使ってみる。と研究棟へと行き、その代わりと言っては何だがファーミンが着いてきた。

デリ「つっても、これ以上探すとこなくね〜？」

ファ「…」

セル「どうしましょうか(帰っていいかな)」

Aの部屋で悩んでいると、セルの伝言ウサギが振動した。

セル「…はい？」

誰からだろう。と機械を耳に当てると、聞いたことのあるソプラノボイスが聞こえてきた。

A「！！繋がった〜！セル！私だよ、Aだよ！！」

セル「A様！？一体どこに、」

こちらからかけても通じなかったのにどうしてだろう。

突然の自己主張に焦るも、デリザスタが伝言ウサギを奪った。

デリ「え？A？セル坊ちょっとそこ変われ」

デリ「A〜お前今どこにいんだよ」

A「デリザスタ兄様！えっとね、異世界！！」

デリ「は？」

セル「え、」

なんともスピーディーな会話に頑張って追いつきつつ、驚きの返答にセルは開いた口が塞がらない。

ありす「魔法が無い世界に来ちゃったの！」

デリ「なにそれ〜、ちょーウケるんですけど(笑)」

セル「(何がウケるんだ…！？)」

Aも明るい声色で話すことに、これは自分が可笑しいのか…！？と焦る。

デリ「今こっちはお父様からAを何としてでも見つけ出せ〜って言われんだよ〜」

デリザスタはこちらの状況をさらっと伝えた。

A「ごめんね、兄様達に迷惑かけちゃって…」

Aが謝ってきた。

セル「(…きっとA様も寂しいんだろうな)」

デリ「んなことねーよ、Aのことは兄者にも伝えとくから」

Aの前でのみお兄様を発揮するデリザスタは、Aに優しく迷惑では無いと伝える。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ぴゃー久々の投稿ですいません！！

明日もできれば更新します！