デリザスタ様の誕生日〜！！ ページ21
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A「デリザスタ兄様！誕生日おめでとう〜」
デリザスタの部屋を勢いよく開けると、Aは大きな声で言った。
デリ「ありがとな〜、今年は何くれんの？」
いつも通りにAの頭を優しく撫でて言う。
A「毎年高価なお酒をあげてるけど、今年は違うんだよ！」
でも一応買ったワインは渡しておく。
A「デリザスタ兄様、今日のご予定は？」
デリ「ん〜？今日はオレっちの誕生日だからって任務は無いぜ、夜からパーリーするけど」
A「それじゃあ、それまでは暇！ですよね？」
デリ「そういうことだな」
デリザスタは頭に？を浮かべて首を傾げる。
A「今日は私と一緒にお出かけできる権利をあげることにしたんだ〜！」
Aはギュッとデリザスタに抱き着く。
デリザスタはAの背中に手を回しながら答えた。
デリ「お、マジ？それじゃあ今日は1日Aと出かけることにするか〜」
Aが嬉しそうに返事をすると、二人は外へ出かけた。
デリ「な〜んか、違和感があんな〜」
A「デリザスタ兄様、その髪型も素敵だよ♡」
デリ「そうか？ならイイや」
デリザスタはいつもの髪型だと目立つのでポニーテールにしてもらっている。
A「あ！デリザスタ兄様、シュークリーム食べましょ！」
デリ「シュークリームか、あんま食べたことねぇな」
A「なら尚更だね！マーチェット通りのお店はどれも美味しいんだってさ」
ショルダーバッグから財布を取り出すと、お店の人に話しかけた。
A「シュークリームを2つ下さいな」
店員「はいよ！お嬢ちゃんかわいいね〜一個おまけしとくよ」
A「いいの？ありがとうね」
Aの笑顔にやられた店員がシュークリームを一個おまけしてくれた。やったね！
A「デリザスタ兄様！どーぞ」
買ってきたシュークリームをデリザスタに渡すと、二人はもぐもぐと食べ始めた。
A「美味しいね〜」
デリ「たまにはイイな、こういうのも」
好評だったシュークリームを食べ終えると、二人は別のお店を見に行った。
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作者名：arisu | 作成日時：2024年3月10日 20時
