消えない罪と〈マッシュル〉〈ヒロアカ〉 (ページ13)

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第十一話ページ13

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ファーミンが材料を覚えているわけが無い。ということで、何か手がかりを探しにAの部屋へ訪れた一行。
少し違うことと言えば、人数が半分近く減ってしまったことである。

セル「(結局残ったのは、デリザスタ様とエピデム様と僕のみ…)」

長男ドゥウムは、

ドゥ「俺がいてもできることは少ないからな」

と訓練をしに行き、次男ファーミンは

ファ「…」

固有魔法で透明になりどこかへ行ってしまった。

ドミナは学校があるからとヴァルキスへ戻ってしまった。

ドミナ「こっちでも何か情報を探ってみるよ」

と、まだありがたい言葉を残して去っていったのだ。

デリザスタは意外にも面倒見が良く、Aと一緒にいるところが良く見られたのもあり、残っている。
エピデムはAと同様狂気的な実験マニアなため何か分かるだろうと着いてきた。

セルはデリザスタがいるため必然的にいる。

そんな一行はAの部屋の部屋へ入った。

エピ「Aはここで研究をしていたそうですね」

様々な材料の散らばる机を見ながら言葉を零す。

デリ「んー？このメモってなんのやつ？」

デリザスタはメモ用紙に殴り書きされたものを見つけた。

エピ「…さぁ、私も知らない組み合わせですね」

エピデムでさえも分からないのか。と頭を垂れていると、セルの真後ろから声が聞こえた。

ファ「それ、僕が入れた材料だ」

セル「！！？？」

叫びそうになったが何とか声を飲み込んだセル。
ファーミンは透明になって後をついてきていたらしい。

デリ「兄者いたんだ〜。で、このメモが兄者の入れたやつだっけ？」

エピ「それなら納得ですね」

そんなこんなでとりあえず手がかりを掴んだ一行であった。

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恐らく次からはAサイドです！