第２０話 ｛駄目｝ ページ22
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「「････････････」」
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あたし達２人の間に、沈黙が流れる。
お互いを視線で繋ぎ合って、どちらも黙りこくる。
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あ「やっぱ･･･、失格は嫌でしょ？」
口火を切ったのはあたしだった。
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微かに頷く南雲。
晴矢「仕方ねぇけどな･･･」
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あ「･･･何で、さっき屋上でキスしなかったの？」
あたしは、単刀直入にずっと聞きたかった事を聞いた。
南雲は、なぜか顔を真っ赤にして答える。
・
晴矢「･･･お前、キスされたら嫌だろーなって･･･思ったから･･･」
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あ「えっ･･････？」
思わず聞き返すあたし。再び沈黙が流れる。
晴矢「･･･嫌われんの、俺も嫌だったからさ」
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あ「･･････南雲･･････」
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嬉しかった。南雲が掛けてくれる、優しさが。不器用だけど、温かい思い。
晴矢「･･･なぁ」
あ「･･････何？」
晴矢「やっぱり、キスしちゃ駄目なんだろ？」
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あ「･･････うん。駄目みたい」
頷きたくなかったけど、南雲を失格にさせないためにはそう言うしかなかった。
晴矢「･･･ホントに、駄目かよ･･･」
あ「きゃっ･･･」
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急に南雲があたしを壁に押し付けてきた。手首を抑えられて、身動きが取れない。
心臓が早鐘を打ち始めた。
あ「南雲･･････」
凄く、悲しそうな視線だった。
・
南雲は、あたしの額に唇を押し当てて、手を振った。
・
あ「･････････は？」
あまりに突然の出来事に、思考回路が停止する。
まだ微かに、額が温かかった。
あ「････やっぱ･･･、馬鹿っ！」
あたしは南雲が走っていった方向に向かって叫ぶ。
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でも、不思議と嫌な気持ちはしなかった。
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サオリ(プロフ) - 続きが気になります。友希望おｋですか？ (2011年9月14日 22時) (
レス) id: 9ed9b44a62 (このIDを非表示/違反報告)
田井中さくら(プロフ) - はじめましてでしょうか？面白いですね！リサ様のファン＆友希です！更新頑張ってください☆ (2011年6月23日 18時) (レス) id: 464c450339 (このIDを非表示/違反報告)
はるる(プロフ) - お、おもしろすぎ！続き楽しみにしてます（●＾o＾●）友希いいですか？●〜* (2011年5月8日 11時) (レス) id: 758af80915 (このIDを非表示/違反報告)
風丸リサ(プロフ) - 瑠璃＞うんｗ最高とか･･･（笑）嬉しいけどありえないｗｗいつもありがとね♪ (2011年5月6日 16時) (レス) id: e9d7792e51 (このIDを非表示/違反報告)
風丸リサ(プロフ) - みなっちｓ＞もちろんおｋデス！どうもありがとぉございます☆南雲シツヤｓ＞全然タメでおｋデス♪無事、卒業致しました･･･（笑 (2011年4月2日 19時) (レス) id: e9d7792e51 (このIDを非表示/違反報告)
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