３話 ページ5
リドルside
午前の分の授業が終わり片付けをしていると廊下がいつもより騒がしくなる
何かあったのかと思うのと同時に石像やシャンデリアを壊し入学早々退学になりそうになったり
昨夜タルトを食べた寮生が頭に浮かぶ
まさかまた問題を起こしたのか？ハーツラビュルの生徒が...と考えても仕方ないので廊下に出て確かめる事にした
するとどうだ？周りにいた他の生徒たちをよけながら騒ぎの人物を見ると名前さんが誰かを探すように周りを見渡している
そんな名前さんを唖然と見つめているとこちらに気づいたのか目を少し見開き驚いた後僕のほうえと歩いてきて
『やっと見つけた。食堂に行こう』
と急に言われ思い出したのは先日だめもとで昼食を誘った事
前から昼食に誘った事は何度かある、ちなみになんでもない日のパーティーも。
だが誘って着てくれた数より誘って断られた回数のほうが多い
もちろん名前は嫌だと思った事は無いしむしろすべての誘いに頷きたいぐらいだったがそれができないのは学園長という独占欲の塊のせいなのだが名前はそれが学園長のわがままだという事は知らない
それなのに許可が出るなんて誰が思うだろうか
『何故驚く？』
と尋ねられ僕は初めて今のこの状況に驚いていた事に気づいた
慌てて「い、一緒に食べれると思っていませんでしたので」と返し
食堂に向かう
その間僕はこれまでにあった我が寮にいる問題児の事について話した
話しているときに感極まって少々取り乱してしまったが名前さんは気にせず聞いてくれた
僕は別に感想が欲しかったわけでもなかったが名前さんは
『やはり、リドルは凄いな』
と何故か褒められ唐突に言われた事に思わず「は？」と言ってしまったのは不可抗力だ。
あの話から何故僕が凄いという話になるんだ。ご機嫌とりか？と疑問に思うも
『寮生のためを思っての行動だろ？』
と的外れな事を言われた挙句にもっと褒められた
僕にそんな事を言ってくれる人はいない
僕の寮生からの言われようは散々だ。そんなの僕でも理解してる
でも、そのくらいしないとルール違反をする奴は増える
そんな僕に周りの寮生はともかくケイトやトレイも最近はもっと優しくや厳しすぎるなどと言われるのに名前さんはそんな僕を肯定してくれた。
そんな事実と言葉に僕は嬉しくて泣いてしまった
だけどみっともない顔は名前さんには見られまいとと少し俯いた
続く (更新停止中)
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Lynn - もっと更新して、続き書いてね。待ってるよ (2022年7月3日 6時) (
レス) @page4 id: 3d10a0695d (このIDを非表示/違反報告)
マリア(プロフ) - ライさん» わぁ！コメントありがとうございます。応援してくださり恐れ入ります。とてもうれしい限りです！これからも頑張っていきますのでこれからも長い目で見守ってくださると幸いです。 (2020年6月27日 17時) (レス) id: cee8070e88 (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - 応援してます！これから頑張ってください！ (2020年6月27日 10時) (レス) id: 51d12970b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マリア | 作成日時：2020年6月27日 9時
