五十一話目 ▽ ページ7
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Kra「っコレは敵か？！」
『…いや、違う。兄さん、大先生…？』
二人の声が重なって、どっちがどっちなのかは分からない。
が、それでも兄さんと大先生だということは分かった。
『カラーさん！二人の所まで行きましょう！』
Kra「え゛、知りあいなのか！？」
『ええ、知りあいです…！！』
思わず、声が上がり喉が苦しくなった気がした。
Uu「っA！！」
『大先生！！兄さん！！』
Ni「っA…！！」
二人と合流出来た時、大先生も、兄さんも抱き着いてきた。
思わず後ろに倒れそうになった。
Ni「本当に無事で良かった…！！」
『ごめん、心配掛けて…』
此処で、ふと私は大先生の前で“兄さん”と呼んでいたことに気付いた。
いくら、大先生の前だとは言え不味いとので、名前を呼ばないか、アニサーの名で呼ぶかのどちらにしよう。
Ni「…それで、Aが此処にいるのも後々聞くけどこの男は何？」
『あ、えっとね。私を此処まで案内してくれたの。』
Kra「初めまして、カラーと言います。」
Uu「ふぅ〜ん…」
Kra「え、えぇっと…」
大先生はまるで、値踏みをする様にカラーさんを骨の髄まで見る。
兄さんは警戒して、彼を睨んでいる。
私は思わずこの雰囲気に耐えられず、口を開いた。
『えっと、それで！カラーさん働く所ないみたいだから、うちで働いて貰おうと思ってるの！』
Ni「…え、それ本気？」
『うん、本気。』
面を食らったような顔をして固まる二人。
私、何かいけない事を言ってしまった？と思ってカラーさんを見る。
カラーさんも頭に「？」を浮かべていた。
Uu「まぁ、Aが認めたんやしええけど。」
Ni「うん、まぁそれでいいかな。…でも、Aを変な目に合せたりしたら許さないからね！」
Kra「は、はい…」
若干、警戒心は残っているもののなんとか認めて貰えた様だ。
『あ！戻らなきゃ、家に！』
Ni「そうだね、戻ろうか。」
Uu「俺はトントン達に言って、学校へ戻るわ。Aは今日は休み。」
『あ、うん。分かった。有難う、大先生。
…さて、カラーさんも行こっか』
Kra「はーい」
私と、兄さんとカラーさんは早歩きで家へと戻った。
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亜莉須(プロフ) - みるくプリンさん» みるくプリンさん！沢山あるのに本当に有難う御座います！読ませて頂きます！ (2020年8月4日 20時) (
レス) id: 9b8c47a982 (このIDを非表示/違反報告)
みるくプリン(プロフ) - お待たせしてしまい申し訳ありません！【続編】イベント参加者様の作品をアドバイスさせて下さい！と言う作品に書かせて頂きました。見て頂けたら嬉しいです。それと右の☆をポチらせて頂きました。 (2020年8月4日 20時) (レス) id: 7db76bcf0c (このIDを非表示/違反報告)
亜莉須(プロフ) - クラウィンさん» コメント有難う御座います…！これからも日々、更新に努めて参ります！ (2020年5月6日 20時) (レス) id: 9b8c47a982 (このIDを非表示/違反報告)
クラウィン(プロフ) - 貴方様の紡ぐお話が好きです…！オチが誰なのかwkwkです！更新頑張ってください…！ (2020年5月6日 19時) (レス) id: 6503b3063e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜莉須 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/arisu2wrwr3/
作成日時：2020年3月30日 16時
