八十一話目 ▽ ページ37
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Uu「よし、じゃ俺らも教室行くか。」
『そうだね。』
Ro「アンジュ、行くで。」
An「はーいっ！」
私、大先生、ロボロさん、アンジュさんの四人で一年生の教室がある階へと上がる。
Ke「おい、お前ら遅すぎんか？」
Uu「いや、お前が早いだけや。」
『今日は生徒会の皆さん、遅めでしたよ。』
教室へ入ると、既に沢山の生徒がいた。
その中でも一人、纏っているオーラが格違いの人――コネシマさんがいた。
Ke「あれ、そうなん？
いつもと同じ時間やと思ってたんやけどな。」
Uu「でも明日からまた朝早いんやろ？」
Ke「え、なんでや。」
『…運動会が二学期終わりにあるんですよ。それの企画をもう考えるみたいですよ。』
Ke「早ない？！」
Uu「そうそう。今年の準備はグルちゃんの志願によりめっちゃデカいらしいで。」
『あの、御二人とも忘れてません？』
頭の上に「？」を浮かべ、何のことか全く分からない模様の二人。
思わず頭を抱えたくなる。
『運動会とか諸々の前に、定期考査がありますよ。
後は夏の講習とか。』
「あ゛」と言い、顔を真っ青にしていく二人。
…やっぱり忘れていたんだ、と再び頭を抱えたくなる。
『二人は大丈夫なんですか？
テスト。』
Uu「…いや、大丈夫じゃないかもしれん。」
Ke「終わったわ、これ。」
『ちょ、諦めないで下さい？！』
Uu「A〜！教えて〜！」
Ke「大先生ずるいぞ！
俺も教えろっ！」
『あ、あはは…』
大先生はなんとなーく、理系が苦手そうだとは感じていたけれど。
まさかコネシマさんまでも…？
『ちなみに、どんな教科が苦手なんですか？』
Ke「俺は数学、社会の地理やな。」
Uu「俺は理系全般、んでコネシマと同じく社会の地理が苦手。」
『…なるほど。』
要は国語とかの言葉については大丈夫だと。
計算や、考察が苦手なのかな。
『分かりました。
何か作りますね。』
Uu「ありがと〜…マジでどうしようかと思ったわ…」
Ke「俺もだわ…」
そんな話をしていると、チャイムが鳴った。
先生が入ってきて、朝のHRが始まる。
…そういえばだけれど。
さっき、“運動会”というワードが出て来た。
ということは、そろそろ運動会の作戦を立てなければいけない。
またしてもカラーさんと話をしなければ。
……あれ、そういえば今日の朝からカラーさんを見かけていない気がする。
話し掛けていないのも勿論だけど、姿すら見ていない。
何処に行ってしまったのだろうか。
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亜莉須(プロフ) - みるくプリンさん» みるくプリンさん！沢山あるのに本当に有難う御座います！読ませて頂きます！ (2020年8月4日 20時) (
レス) id: 9b8c47a982 (このIDを非表示/違反報告)
みるくプリン(プロフ) - お待たせしてしまい申し訳ありません！【続編】イベント参加者様の作品をアドバイスさせて下さい！と言う作品に書かせて頂きました。見て頂けたら嬉しいです。それと右の☆をポチらせて頂きました。 (2020年8月4日 20時) (レス) id: 7db76bcf0c (このIDを非表示/違反報告)
亜莉須(プロフ) - クラウィンさん» コメント有難う御座います…！これからも日々、更新に努めて参ります！ (2020年5月6日 20時) (レス) id: 9b8c47a982 (このIDを非表示/違反報告)
クラウィン(プロフ) - 貴方様の紡ぐお話が好きです…！オチが誰なのかwkwkです！更新頑張ってください…！ (2020年5月6日 19時) (レス) id: 6503b3063e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜莉須 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/arisu2wrwr3/
作成日時：2020年3月30日 16時
