七十七話目 ページ33
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トントン side‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
「ガチャ」
そう音を立てて、俺らを閉じ込めていた部屋の扉が開いた。
そして、そこに居たのはアンジュとAさんだった。
『皆さん！大丈夫ですか？！』
An「助けに来ましたよ！」
ダッシュで此処に来てくれたのか、額に汗が出ていた。
アンジュと、Aさんは仲良くないと思っていたけどそうでもなかったみたいやな。
…大丈夫そやな。
Zo「アンジュ…！！」
Uu「A！」
ゾムはアンジュの所に、大先生はAさんの所へと走り掛けた。
大先生は勿論、Aのことが好きなんやけどな。ゾムはアンジュのことが好きみたいやねんな。
…大先生だけ除いて、恋の敵やねんけどな。
Gu「アンジュ、A。助けてくれて有難う。
色々聞きたい所だが、とりあえずは此処から出よう。」
グルッペンの的確な指示により、急いでこの家から出た。
アンジュとAさんがまるで知っているような感じでどんどん進んでいったのはこの際気にしないで置こう。
Ou「…それで。あそこって何処なん？」
An「え、えぇっと…屋敷？」
『いや、多分どっかの御家が持っている敷地内の秘密裏に作られた小屋的なものかと。』
To「秘密裏に作られた？」
『多分ですが。
普通なら、敷地の境界付近に看板などが置かれているはずなのですがそれが一切ないので。』
So「…確かに、何処にもなかったすね。」
Uu「じゃあそれの可能性が高いってことやな。
…それにしても、なんでAが連れて行かれた所に俺らが…。」
Zo「ちょ、ちょお待て。
今、“Aが連れて行かれた所”って言うた？」
Uu「お、おん。せやけど…」
To「え、あそこやったん？！」
確かに言われてみれば、説明がしにくいし小屋やけど屋敷でもある。
…なるほど、そういうことやったんか。
Co「ってことは、前回Aさんを連れて行った奴らと俺らを連れ去った奴らは同一人物の可能性が大きいな。」
Sa「…同じ奴やとして、一体何が目的なんや？」
Gu「分からない。そればかりは調べなければ。」
Ho「とりあえず、今日は解散しようか。」
ひとらんのその発言により、俺らは解散した。
…それにしても本当に何が目的なんやろうか。
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亜莉須(プロフ) - みるくプリンさん» みるくプリンさん！沢山あるのに本当に有難う御座います！読ませて頂きます！ (2020年8月4日 20時) (
レス) id: 9b8c47a982 (このIDを非表示/違反報告)
みるくプリン(プロフ) - お待たせしてしまい申し訳ありません！【続編】イベント参加者様の作品をアドバイスさせて下さい！と言う作品に書かせて頂きました。見て頂けたら嬉しいです。それと右の☆をポチらせて頂きました。 (2020年8月4日 20時) (レス) id: 7db76bcf0c (このIDを非表示/違反報告)
亜莉須(プロフ) - クラウィンさん» コメント有難う御座います…！これからも日々、更新に努めて参ります！ (2020年5月6日 20時) (レス) id: 9b8c47a982 (このIDを非表示/違反報告)
クラウィン(プロフ) - 貴方様の紡ぐお話が好きです…！オチが誰なのかwkwkです！更新頑張ってください…！ (2020年5月6日 19時) (レス) id: 6503b3063e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜莉須 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/arisu2wrwr3/
作成日時：2020年3月30日 16時
