六十九話目 ▽&△▼ ページ25
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私は、何の気持ちにも纏われなかった。
『嗚呼、きっとこれが“心を侵食されていく”というのだろう』
只、それだけ思った。
そして私はその場から、音沙汰立てず去った。
…そこには、もう。誰も居なかった。
鬱 Side‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
展覧会当日。
それぞれの親が来ている中、一つの場所に人だかりが出来ていた。
Uu「え、どうしたんやろ。」
好奇心と疑問。
その二つの心を持って、近づいた。
Uu「っ…！？」
人々が見ていたのは、完成している作品ではなく床に落ちた、壊れている作品だった。
しかも、それは恐らくアンジュのもの。
Uu「すんませんっ…！」
俺は考えることをやめ、アンジュの作品の元へと走った。
急いで破片をかき集め、その場から立ち去った。
Uu「アンジュちゃんっ！！」
An「ん〜？どうしたの…って、それっ……！？」
休憩している人が殆どの生徒会室へと駆け込む。
アンジュは目を見開き、驚いていた。
Gu「大先生、それは…？」
Uu「さっき、行ってみたら人だかりが出来てて、そこに近寄ったら…！！」
Gu「…ふむ。監視カメラなどを視てみよう。
トントン、あそこには監視カメラがあるか？」
To「…いや、確か無かった気がするわ。」
Gu「ふむ、ならどうするか…。」
Uu「嗚呼！そういえば、A今日は珍しく朝早くから学校に来とったよな？」
『え？
…嗚呼うん、そうだね。』
Uu「あそこへ向かう人誰か見てへん？」
『えーとね…。
私が見てる限りじゃあ、先生がそっちの方向へ歩いて行っていることぐらいしか…。』
Uu「んー…。そか、分かったわ。
俺、ちょお先生たちに聞いてくるわ」
Gu「ならば俺たちも行こう。」
An「わっ、私も行きます！」
『私は此処で留守番してますね。』
Uu「嗚呼助かるわ、宜しくな。」
『うん』
俺たちは職員室へと向かった。
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亜莉須(プロフ) - みるくプリンさん» みるくプリンさん！沢山あるのに本当に有難う御座います！読ませて頂きます！ (2020年8月4日 20時) (
レス) id: 9b8c47a982 (このIDを非表示/違反報告)
みるくプリン(プロフ) - お待たせしてしまい申し訳ありません！【続編】イベント参加者様の作品をアドバイスさせて下さい！と言う作品に書かせて頂きました。見て頂けたら嬉しいです。それと右の☆をポチらせて頂きました。 (2020年8月4日 20時) (レス) id: 7db76bcf0c (このIDを非表示/違反報告)
亜莉須(プロフ) - クラウィンさん» コメント有難う御座います…！これからも日々、更新に努めて参ります！ (2020年5月6日 20時) (レス) id: 9b8c47a982 (このIDを非表示/違反報告)
クラウィン(プロフ) - 貴方様の紡ぐお話が好きです…！オチが誰なのかwkwkです！更新頑張ってください…！ (2020年5月6日 19時) (レス) id: 6503b3063e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜莉須 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/arisu2wrwr3/
作成日時：2020年3月30日 16時
