六十一話目 ▼＆△▼ ページ17
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To「ゾム？」
Zo「へっ？」
Sa「へ、ちゃうわ。お前はどう思うてるん。Aさんについて。」
Zo「…いや、別にどうも思うてないけど。」
Gu「どうも思っていないと？」
Zo「おん。だって、アイツのことなんて俺どうでもええ。
…これ、この前ショッピくんとこの話した時な？俺とショッピくんの意見一致したんよ。」
Ke「ショッピくんと？」
Zo「おん。
“何考えとるのかさっぱり分からん”、“容姿とか、成績も抜群やけど、いつも俺らじゃない俺らを見ている気ぃする”。」
…確かに、それも一理ある。
実際にAは、時折俺らを見ている筈なのに俺らじゃない人を見ている気がするのだ。
To「うーん、後者はまだ分からんでもないけど、前者は割と分かりやすいで。
初めて書類を渡した時、百面相しとったで。」
Ke「え、まじかよ。」
To「まじまじ。」
Aの百面相か。
見てみたい気もあるな。
Zo「あ！お昼やん！
食堂言ってこよ〜。」
To「あ゛！こら行くなゾム！お前まだちょっと残ってるやろ！」
Zo「あ。」
To「よぉし。つかまえたで…？
あんまこんな行動すると…。分かるよな？」
Zo「…はい。」
二人のやり取りにより、他(俺含む)が大爆笑。
一瞬疲れが吹き飛んだ気がした。
To「各自書類終わったら好きにしてええで。
…嗚呼、でも内ゲバはやめてや？ガチめに死にそう。」
「ガチめに死にそう。」
その言葉を聞いた瞬間、その場にいた全員が思った。
トントン、お前寝ろ。
貴女 Side‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
『こんにちは。』
To「…おー、Aさんか。どうしたん？」
放課後。
特に用事もないが生徒会室へと足を向けていた。
…一瞬トントンさんの反応が遅れていたことには触れないで置こうか。
『いえ、特に用事は無いのですが、此処で書類を進める方が早いかと思いまして。』
To「そか、じゃいつも通りにやってくれてええよ。」
『すみません、ありがとうございます。』
トントンさんの瞼についている隈を見て、なんだか世話焼きの私がうずうずしてきてしまった。
『あ、あのっ』
To「んー？どしたー？」
『お疲れなら仮眠取って下さいね？』
To「…心配ありがとうな。いや、寝たい所ではあるんやけど仕事が終わらんくて…。」
『じゃ、じゃあ珈琲でもお入れしましょうか？』
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亜莉須(プロフ) - みるくプリンさん» みるくプリンさん！沢山あるのに本当に有難う御座います！読ませて頂きます！ (2020年8月4日 20時) (
レス) id: 9b8c47a982 (このIDを非表示/違反報告)
みるくプリン(プロフ) - お待たせしてしまい申し訳ありません！【続編】イベント参加者様の作品をアドバイスさせて下さい！と言う作品に書かせて頂きました。見て頂けたら嬉しいです。それと右の☆をポチらせて頂きました。 (2020年8月4日 20時) (レス) id: 7db76bcf0c (このIDを非表示/違反報告)
亜莉須(プロフ) - クラウィンさん» コメント有難う御座います…！これからも日々、更新に努めて参ります！ (2020年5月6日 20時) (レス) id: 9b8c47a982 (このIDを非表示/違反報告)
クラウィン(プロフ) - 貴方様の紡ぐお話が好きです…！オチが誰なのかwkwkです！更新頑張ってください…！ (2020年5月6日 19時) (レス) id: 6503b3063e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜莉須 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/arisu2wrwr3/
作成日時：2020年3月30日 16時
