五十八話目 ▼&△▼ ページ14
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To「なぁ、大先生。その建物は今どうなってるん？」
Uu「あー、俺も分からんねん。ルナ家が対処してくれるゆうて、その好意に甘えてしもうたんよ。」
ルナ家が対処…。
つまりは、もし。仮にルナ家が自作自演した物事であったのなら、もみ消すことが可能。
…あんまり信用はしたくはないけど、今回ばかりはしゃあないな。
To「大先生。今度からこういうことあったら俺らが行ける様にしといてや。」
Uu「…、おん。せやな。分かったわ。」
きっと、俺の言いたいことが分かったのだろう。
一瞬間が空いたのもきっとその所為。
Gu「おっ、それはいけるということか？」
To「ちゃいます〜。
グルさんを連れて行ったらそれはそれでやばそうなので連れて行きません〜。」
Gu「なんでや！」
毎日、何気ない会話をしているけど、それぞれが毎日悩みを持って接している。
この生徒会では、その悩みを一瞬でも忘れられたのならいいのに。
Ke「ん？トントン？大丈夫か？」
To「へ？…嗚呼、大丈夫やで。少し疲れとんのかもしんないわ。」
Ke「ん、ちゃんと休めよ。…ま、俺が言えることちゃうけどな！」
To「はいはい、コネシマさんは書類終わらせてくんさいね〜。」
そして、心の中で小さく「ありがとう」と呟く。
コネシマは心無いときもあるけど、むっちゃある時もある。
…ま、すぐに心無いシマになるけど。
To「うし、んじゃ昼飯食べ終わった奴から俺んとこ来いな。
書類渡すで。」
何人からか、「えー」という嬉しそうな声が聞こえた。
俺はそいつ等に向かってにっこりとほほ笑んでやった。
悲鳴が聞こえたのは無視して置こう。
貴女 Side ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
あっという間に時間は過ぎ、翌日。
Uu「おはようさん、A。」
『おはよう、大先生。』
家を出て直の所で待っていてくれた大先生と会う。
Uu「大丈夫？
なんかあったら言ってや？」
『うん、分かってるよ。大先生に相談する。』
なーんて、嘘ばっかりのことを口にベラベラと出していく。
大先生に相談をしないし、誰にも相談しない。
…それで、私の心が暴走しようとも。
Uu「A？大丈夫なん？体調悪い？」
『大先生…。そこまで心配しなくて良いって。
お医者様だって、大丈夫だって言っていたんだもの。』
Uu「せやけどさ…心配なんやもん。」
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亜莉須(プロフ) - みるくプリンさん» みるくプリンさん！沢山あるのに本当に有難う御座います！読ませて頂きます！ (2020年8月4日 20時) (
レス) id: 9b8c47a982 (このIDを非表示/違反報告)
みるくプリン(プロフ) - お待たせしてしまい申し訳ありません！【続編】イベント参加者様の作品をアドバイスさせて下さい！と言う作品に書かせて頂きました。見て頂けたら嬉しいです。それと右の☆をポチらせて頂きました。 (2020年8月4日 20時) (レス) id: 7db76bcf0c (このIDを非表示/違反報告)
亜莉須(プロフ) - クラウィンさん» コメント有難う御座います…！これからも日々、更新に努めて参ります！ (2020年5月6日 20時) (レス) id: 9b8c47a982 (このIDを非表示/違反報告)
クラウィン(プロフ) - 貴方様の紡ぐお話が好きです…！オチが誰なのかwkwkです！更新頑張ってください…！ (2020年5月6日 19時) (レス) id: 6503b3063e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜莉須 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/arisu2wrwr3/
作成日時：2020年3月30日 16時
