七話目 ページ9
兄さん(Ni) Side ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
彼女＿＿＿もといAは美術や勉学に関しては天才的な頭脳を持っている。だからこそ、クールな見た目で近寄りがたくなっているが、本当は人とお喋りしたり遊んだりすることが大好きだ。でも、ある日。彼女の両親。そして彼女が乙女ゲーム“恋愛の主役は我々だ”の悪徳令嬢役、悪徳令嬢の両親役に任命されてしまったのだ。実際、この世界が乙女ゲームということを知っているのは俺、A、Aの両親、そしてこの乙女ゲームを作った製作者のみだけどな。
彼女は「悪役令嬢にならなければいけない」と伝えられた日から変わってしまった。
いつもは「お母さん」「お父さん」と呼んでいたのに、「お母様」「お父様」と呼ぶようになってしまったり、言葉使いもとても上品な言葉使いになった。そして、親の前で本当の自分を見せなくなった。
だけど、そんな彼女でも。俺と二人っきり＿＿＿つまりプライベートの時間だけは素で居てくれる。
それがきっと彼女の心の安らぎでもあるし、俺が優越に浸っていられる。
お互いwinwinだから何も気にしていない。
＿＿＿＿＿＿そして。今は、先ほど生徒会室で明らかに多い書類を終わらせ休憩の為美術室に来ている。
『・・・この学校はとてもいい絵がたくさんあるのね。』
Ni「ええ。私もそう思います。」
何故敬語かというのは、此処が学校で誰が見ているかは分からない。というのと、
『・・・・・・・敬語、外そうか。』
Ni「ん、分かった。」
朱音からの直接の言葉がないと敬語を外せないということ。
Ni「今日はなにをかくの？」
『んー・・・なににしようかな笑』
Ni「決めてなかったのか笑」
『うん笑』
そういって窓の外をぼんやりと見つめるA。
『・・・あ！今日は、この教室からみた外の景色を描こうかな！』
Ni「いいんじゃない？」
『うん！決定！』
そういってすぐに動くA。
朱音は準備も早いし、片付けもはやい。
『ねぇ、兄さん。よかったらなんだけど、窓側の棚に座ってくれない？』
Ni「え、いいけど。どうしたの？」
『・・・ｯ？！・・・・・やっぱりなんでもないわ、気にしないでちょうだい。』
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亜莉須(プロフ) - 瀉天さん» ツールという、左から五番目のマークを押すとデカ文字や、LINE風のチャットなどのものがあります。其方で操作しています。 (2020年8月28日 14時) (
レス) id: 9b8c47a982 (このIDを非表示/違反報告)
瀉天 - お話と関係ないんですが、真ん中に文字を打ったり、文字を赤くしたりするのってどうしたらできますか？ (2020年8月27日 22時) (レス) id: 1be723e7db (このIDを非表示/違反報告)
亜莉須(プロフ) - まちゃーさん» え、それは本当ですか…？私の方からはオリジナルフラグが消えておりますが…。再度確認御願い致します。此方の方でも再度確認を致します。 (2020年6月20日 14時) (レス) id: 9b8c47a982 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃー(プロフ) - あの...すみません、ミスだとは思うのですがオリジナルフラグがたったままになってしまっています... (2020年6月20日 12時) (レス) id: 7c62edc13f (このIDを非表示/違反報告)
亜莉須(プロフ) - Yui#923604さん» 有難う御座います！励みになります！ (2020年3月13日 15時) (レス) id: 9b8c47a982 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜莉須 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/arisu2wrwr3/
作成日時：2019年12月29日 17時
