二十三話目 ▽&△▼ ページ25
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Ni「まぁ、いいじゃん。______ダメなの?」
『いいけど・・・あ』
危ない、危ない。
もう兄さんには頼らないって決めたんだから。
Ni「?・・・どうしたの?」
『ううん、なんでもない。気にしないで。』
Ni「うん、分かった。」
私は逃げるようにスケッチブックへ目を向けた。
______________________兄さんのなにか疑っている目から逃げるように。
兄さん Side ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
グルッペン達の所へ戻った時、グルッペンからこういわれた。
―「彼女に感情移入してもいいが、その変わり何か処罰対象になったときは一切の関わりを禁ずる。」―
正直、その時は「それでいい」と思っていた。だって、彼女をBadEndへ向かわせなければいいからだ。
___でも、今は違う。きっとAは俺がいくら止めようとも止まらないだろう。
だって、彼女は。今、たった今。
________________人に頼るという選択肢を捨てたのだから。
彼女__もといAは嘘や、何か隠し事があると髪の毛や顔を触る傾向がある。
そして、Aはそれをやったのだ。
・・・きっと。もう、俺に頼ってくれることはない。ならば。
__________________________陰で支えよう。彼女を守る為に。
貴方 Side ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
結局、いじめはメイド、もとい雇人に指示して行うことにした。
忘れていたけれど、私とヒロインさんは違うクラスだったから。
クラスでは浮きすぎず、沈みすぎず(沈みすぎずとは)。みたいな感じでいこうかな。
コンコン….
メイド「お話中申し訳ございません。鬱様がいらっしゃいました。」
『・・・そう。分かったわ。すぐに向かうと言っておいて。』
メイド「かしこまりました。」
鬱さんがいらっしゃるってことは、もう学校に行く時間か。
はぁ・・・憂鬱だな。仕方がない、頑張ろうか。
『・・・兄さん。今日からもまた、よろしくね。』
Ni「!・・・嗚呼。」
兄さんは少し驚いた後に、微笑んだ。
コツコツコツ….
『お待たせしてしまい、申し訳ないですわ。鬱さん。』
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亜莉須(プロフ) - 瀉天さん» ツールという、左から五番目のマークを押すとデカ文字や、LINE風のチャットなどのものがあります。其方で操作しています。 (2020年8月28日 14時) (レス) id: 9b8c47a982 (このIDを非表示/違反報告)
瀉天 - お話と関係ないんですが、真ん中に文字を打ったり、文字を赤くしたりするのってどうしたらできますか? (2020年8月27日 22時) (レス) id: 1be723e7db (このIDを非表示/違反報告)
亜莉須(プロフ) - まちゃーさん» え、それは本当ですか…?私の方からはオリジナルフラグが消えておりますが…。再度確認御願い致します。此方の方でも再度確認を致します。 (2020年6月20日 14時) (レス) id: 9b8c47a982 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃー(プロフ) - あの...すみません、ミスだとは思うのですがオリジナルフラグがたったままになってしまっています... (2020年6月20日 12時) (レス) id: 7c62edc13f (このIDを非表示/違反報告)
亜莉須(プロフ) - Yui#923604さん» 有難う御座います!励みになります! (2020年3月13日 15時) (レス) id: 9b8c47a982 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亜莉須 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/arisu2wrwr3/
作成日時:2019年12月29日 17時