十三話目 ▼ ページ15
――――――――――――――――――過去編(短い)――――――――――――――――――
前にも言った通り、Aは悪役令嬢になってから変わった。しかし、大先生のような人は悪役令嬢になる前から嫌っていたのだ。
俺はその時はまだ任務としていなかった頃。だから“聞いた話”でしかないのだが。
聞いた話によれば＿＿＿＿Aは昔、七歳のころ好意を寄せていた人間がいたらしい。みごとその人物と両想いになれたはいいものの、その人物は俺らが昔出会った頃の大先生と似ていて“浮気”なるものをしていたらしい。それによって深く傷ついたAはそれ以来、好きな人を作ろうと、否。作らなかったのだという。
上記のことがあったがために、Aは今まで婚約者を作らなかったり男性と関わらなかったのだ。
―――――――――――――――――終わり―――――――――――――――――
Aもとい大先生の婚約者が発表されたあと、2人は引き続き二人で行動していた。
近づけるのはメイドと俺だけ。
ｺﾂｺﾂｺﾂ…..
Ni「お嬢様、鬱様。ご婚約おめでとう御座います。心から祝福致します。」
嘘だ。そんなもの嘘に決まっている。
Aが、大先生がBADEndに直行なんだぞ・・・？！
Aだって大先生の様な性格の人物は嫌いだし、
大先生だってA＿＿＿否、悪徳令嬢は嫌いなはず。
お互いがお互いのことを受け入れろとか言われるかもしれない。だが、2人がくっ付いてしまったからにはもう時間がぐっと短くなる。二人には残り少ない時間を楽しんでほしいのだ。
Uu「あ、嗚呼。あんがとな。」
『ありがとう、』
＿＿＿＿＿＿＿＿もし、大先生がAの素を知ってしまったら大先生はAが死んだあと庇うだろう。もし、そんなことがあれば大先生だって終わりだ。そんなことはどうにかして避けたい。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ならば、俺が身代わりになるしかない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 476人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
亜莉須(プロフ) - 瀉天さん» ツールという、左から五番目のマークを押すとデカ文字や、LINE風のチャットなどのものがあります。其方で操作しています。 (2020年8月28日 14時) (
レス) id: 9b8c47a982 (このIDを非表示/違反報告)
瀉天 - お話と関係ないんですが、真ん中に文字を打ったり、文字を赤くしたりするのってどうしたらできますか？ (2020年8月27日 22時) (レス) id: 1be723e7db (このIDを非表示/違反報告)
亜莉須(プロフ) - まちゃーさん» え、それは本当ですか…？私の方からはオリジナルフラグが消えておりますが…。再度確認御願い致します。此方の方でも再度確認を致します。 (2020年6月20日 14時) (レス) id: 9b8c47a982 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃー(プロフ) - あの...すみません、ミスだとは思うのですがオリジナルフラグがたったままになってしまっています... (2020年6月20日 12時) (レス) id: 7c62edc13f (このIDを非表示/違反報告)
亜莉須(プロフ) - Yui#923604さん» 有難う御座います！励みになります！ (2020年3月13日 15時) (レス) id: 9b8c47a982 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：亜莉須 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/arisu2wrwr3/
作成日時：2019年12月29日 17時
