☆ハイキュー!! 短編集☆

Merry Christmas　☆山口 〜mayu555さん リク〜 ページ43

今日はクリスマスイブ。

今、私は彼氏のお家にお邪魔している。

そして今日はお泊りデートです。

彼の両親は旅行に行っているらしく来ていいよと呆気なく言われた。

隣にいる彼氏、忠は美味しそうにケーキを食べている。

…こっちの気も知らないで。


山「どうしたの、A？食べないの？」

あ「た、食べるよ！美味しいねー！」


あははーと少々おかしい素振りをしてしまう。

だって、お泊まりってつまり…。

チラリと忠を盗み見る。

でも視線に気付いたのか正はどうしたのといい照れる。

私より可愛いってどういうこと…。

彼とは正反対に私は緊張しまくっていた。


二人ともお風呂に入り終わった頃。


山「A、そろそろ寝ようか。」

あ「う、うん！そうだね！」


そういうと忠は隣部屋に行きその手には布団があった。


山「Aは俺のベッドで寝ていいいよ。俺は布団敷いて寝るから。」

あ「えっ？」

山「あっ、俺のベッド嫌だった？」

あ「ち、ちがうけど…。わー、何してんだろー私！」


私はその場に崩れ落ちプシューッと顔を真っ赤にさせ蹲る。


山「えっ、A？！どうしたの？具合悪い？！」

あ「ち、違うの！その…お泊りってつまり…そういうことかと思って！ずっと緊張してたの！///」


忠は少し考えるとハッと気づき彼もまた顔を真っ赤にさせた。


山「ご、ごめん！変な勘違いさせて！俺そういうつもりで泊まらせようとしてたわけじゃないよ！」

あ「いいのいいの！私が勘違いしてただけだから！」


二人してペコペコと頭を下げる。


山「だから、今日なんか様子がおかしかったんだね。その時どうしたのか聞けばよかったね。ごめんね、A。」

あ「私こそ、変な態度ばかりしてごめんね。でも…ちょっとホッとした。」


へらっと安心して笑う。



山「俺は…Aの嫌がることは絶対にしないから、安心して。告白したとき言ったでしょ。大切にするって。」

あ「う、うん！…今日は寒いから一緒に寝よっか！」

山「えぇ？！」

あ「一緒に寝るだけならいいでしょ♪」


そうして私たちは一緒のベットで寝たのでした。




翌朝


朝起きると首に違和感があった。

首には見覚えのない、可愛らしい小さなハートのネックレスが着けられていた。

山「大したものじゃないけど、クリスマスプレゼント。」

隣にいる忠は優しく微笑んでいた。

あ「…ありがとう、忠。大好き。」


優しいキスを、貴方に…。



。・:*:・ﾟMerry Christmas♪

一枚上手　☆赤葦→←大食い少女　☆月島

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す