お化け屋敷 ☆影山 〜いちごミルクさん リク〜 ページ38
今日は待ちに待った彼氏とのデート。
あ「ふふ、今日は思いきり楽しもうね!飛雄君!」
影「あぁ。」
私の彼氏、飛雄君は皆には見せないような微笑みを私だけに向けてくれた。
今日のデート場所は遊園地。
遊園地に着くとさっそくジェットコースターやコーヒーカップなどに乗って気分は上々♪
だったが・・・。
あ「次はー・・・、お化け屋敷・・・はやめておこうか。うん、そうしよう。」
私はお化け屋敷をスルーした。
が。
影「A、なにやってんだ?行くぞ。」
飛雄君はさっさと二人分の入場受付を済ませて私が来るのをまっていた。
あ「と、飛雄君?!どうして受付済ませてるの?!」
影「お前、言ってただろう。遊園地の乗り物全部制覇するって。」
・・・自分で墓穴掘っていたのね、私。
飛雄君は行くぞといい私の手を取り先へと進む。
暗い。
そして怖い!
まだ入ったばかりで何もおこっていないけどそれでも怖い。
飛雄君の顔を伺うと彼は平然としている。
あ「飛雄君、っ怖くないの?」
影「? 何にビビるんだよ。」
・・・この人、お化け屋敷のコンセプトを理解しているのだろうか。
『た、助けて・・・。』
後ろから肩をつつかれ振り返るとそこには血がしたたり落ちている
あ「貞子さんだーーーーーーーっ!!!!!!」
私は無我夢中で飛雄君に抱きついた。
影「おっ?!」
あ「ヒィィッ!こっちも助けて下さいぃっ!!」
私はギュゥッと抱きしめている腕に力をこめる。
飛雄君は貞子をジィッと見つめる。
影「お前、誰だ?」
誰がどう見ても貞子さんだろう。
さすがの貞子さんも困惑中。
飛雄君は興味が失せたように私を抱きかかえ出口へと向かった。
ようやく出口に辿り着きヘロヘロと床に座り込む。
あ「こ、怖かった・・・。」
影「?何がそんなに怖かったんだ?」
飛雄君は本当にわからないようだ。
あ「だってあんな血まみれな貞子さんとか色々怖かったじゃん!」
私が震えているとギュッと飛雄君に抱きしめられる。
影「何が怖かったか知んねーけど、こうしてれば安心か?」
あ「う、うう、うん!///」
飛雄君に抱きしめられたのは初めてでつい噛んでしまった。
あ「ありがとう、飛雄君。・・・好き。」
影「っ・・・俺も、好きだ。」
横目で彼を見てみると顔は見えなかったものの彼の耳は赤くなっていた。
お化け屋敷は案外良いものかもしれない。
眠り姫に口付けを。 ☆影山 〜いちごミルクさん リク〜→←カッコいい先輩 ☆岩泉
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シャボン(プロフ) - キュンキュンが止まりません!!赤葦君と木兎さんのもっと読みたいです!!待ってます! (2015年7月8日 7時) (レス) id: 9f5ddcd9d5 (このIDを非表示/違反報告)
赤薔薇(プロフ) - 亜さん» リクエストのお応えに遅くなりすみません! 勝手に決めましたが、縁下君の小説を書いてみました♪よければ読んでくださいね!ありがとうございました!! (2014年12月21日 12時) (レス) id: 7f8095192a (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん(プロフ) - ありがとうございます(*´ω`*)めっちゃきゅんきゅんしました!敬語じゃなくても赤葦くんっぽくて最高でした♪(/ω\*)今後も頑張ってください! (2014年12月20日 20時) (レス) id: 4c6c222e88 (このIDを非表示/違反報告)
赤薔薇(プロフ) - いっちゃんさん» リクエスト、ありがとうございました。 赤葦君、いいですよね♪(笑) 敬語じゃない彼を見たことがないので上手くかけてるか分かりませんが、是非読んでみてくださいね!これからもよろしくお願いします!! (2014年12月20日 11時) (レス) id: 7f8095192a (このIDを非表示/違反報告)
怜奈(プロフ) - 赤薔薇さん» ありがとうございます!キュンキュンしっぱなしです(笑)岩ちゃんかっこいい! (2014年12月19日 22時) (レス) id: 36992300fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤薔薇 | 作成日時:2014年7月22日 17時