☆ハイキュー!! 短編集☆

お見舞い　☆山口 〜mayu555さん リク〜 ページ32

私はこの間事故に遭ってしまい、入院中。。。


今日は彼氏の忠がお見舞いに来てくれた。


山「A、本当に大丈夫？」


さっきからずっと同じことを聞いてくる忠。


あ「ふふっ、だから、大丈夫だって。心配しすぎよ、忠は。」


まぁ、そういうところも好きだけど。


山「・・・よし。林檎剥くね！」


彼は気を紛らわそうと林檎を剥き始める。


あ「手、器用ね。」


山「そう？」



そうして剥いた後、綺麗に切ってくれて一つ一つに爪楊枝を指したかと思いきや私にその林檎を口元に持ってきて・・・。



山「はい、A。あーん。」


あ「・・・えっ？！」


ま、まさか、忠があーんしてくれるとは思いもせず間抜けな声を出してしまった。


山「A？あっ、もしかして林檎嫌いだった・・・？」


あ「う、ううん！林檎、大好き！」


私は口を開ける。


山「はい、あーん。」


あ「あ、あーん。///」


美味しい？と問われて頷いたものの味がよくわからなかった。


チラリと忠を見ると顔が真っ赤だった。



あ「た、忠？！顔赤いわよ！」


山「これ、想像以上に恥ずかしかった・・・///」


あ「えぇっ？！じゃあ、どうしたしたの？」


山「ツ、ツッキーが『女の子ってそういう事されると喜ぶんじゃないの？(ニヤッ)』って・・・。」





あの野郎・・・。




あ「だ、だからって普通する？！///」


山「Aが、喜ぶならと思って。でもAが予想より照れてたからこっちに移ったの！///」



はぁとため息をついて下を向く忠。


耳まで赤いのが分かる。




私はクスクスと笑っていた。



山「A・・・。」



ジトっと少し睨むが全然怖くない。


むしろ可愛いし、愛おしいと思って



チュッ



と額にキスを贈った。






忠を見ると先程より顔が真っ赤になっていた。

誓いの観覧車　☆日向 〜漫画・アニメ大好きです☆さん　リク〜→←お礼に　☆国見

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