お礼に ☆国見 ページ31
あ「国見くーんっ!!」
私は教室の扉を勢いよく開ける。
一瞬驚いたものの直ぐに元の顔に戻る国見君。
私と国見君はクラスは違うけど同じ委員会で仲良くなった。
今日、国見君は日直という情報を嗅ぎつけまだ教室にいるだろうと思い私は教室へと訪れた。
国「どうしたの?そんなに慌てて。」
あ「この間のテスト!」
私はテストの答案用紙を国見君に渡す。
私は赤点を取る程頭が悪いので頭の良い国見君に勉強を教わっていた。
その際、よくこの高校に入れたねと言われたのは気にしない!←
国「赤点じゃないけど、ギリギリじゃん(笑)でも、よく頑張ったな。」
あ「いやいや〜。あっ、それで!お礼は?何がいい?!」
国「何でもいいの?」
あ「何でもいいよ!」
そう言うと彼は何だか悪戯な笑みを浮かべる。
国「本当に、何でも?」
あ「うん、何でも!腹踊りでも変顔で「キス、して。」」
あ「オッケー♪キスね!それじゃあってええぇぇっ?!」
せ、接吻だと?!
国見君はというと私とは真逆で平常心だ。
国「何でもいいんでしょ?それじゃあ、まず、俺の膝の上に乗って?」
あ「そんな、破廉恥な!」
そんな私を無視して国見君は私の腕を引き強引に膝の上に座らせた。
あ「ま、待って!膝の上に乗ったからもうキスはしないよ!」
国「でもA、1回しかお礼しないとは言ってなかったじゃん?」
あ「確かに。いやいや、そうじゃなくて!」
ククッと国見君が笑う。
ドキッと心臓が鳴る。
国「キス、させて?」
あ「っ・・・でも、好きでもない人と接吻はダメだよ!」
私は、国見君のこと好きだけど・・・。
国「俺だって、好きな子じゃないやつにキスなんか強請らないよ。」
すると彼は何か思いついたのか私の頬に手をあてる。
国「1つしか、お礼してくれないんだよね?」
あ「う、うん・・・。」
国「それじゃあ、俺と付き合ってよ。」
あ「・・・うん?」
私は聞き間違いかなと思い自分の頬を抓る。
国「何してんの?」
あ「夢かなと・・・。」
国見君はハハッと笑う。
国「そういうとこ、ほんと可愛いよね。」
また心臓が鳴る。
あ「わ、私でいいの?」
国「Aがいい。俺と付き合って。」
俯きコクッと頷くと下から国見君の顔が近づき唇同士が触れていた。
国「もう恋人だから、キスは何回でもしていいよね?」
その後、自力で立てない程キスされました・・・。
お見舞い ☆山口 〜mayu555さん リク〜→←ヤキモチ ☆黒尾
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シャボン(プロフ) - キュンキュンが止まりません!!赤葦君と木兎さんのもっと読みたいです!!待ってます! (2015年7月8日 7時) (レス) id: 9f5ddcd9d5 (このIDを非表示/違反報告)
赤薔薇(プロフ) - 亜さん» リクエストのお応えに遅くなりすみません! 勝手に決めましたが、縁下君の小説を書いてみました♪よければ読んでくださいね!ありがとうございました!! (2014年12月21日 12時) (レス) id: 7f8095192a (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん(プロフ) - ありがとうございます(*´ω`*)めっちゃきゅんきゅんしました!敬語じゃなくても赤葦くんっぽくて最高でした♪(/ω\*)今後も頑張ってください! (2014年12月20日 20時) (レス) id: 4c6c222e88 (このIDを非表示/違反報告)
赤薔薇(プロフ) - いっちゃんさん» リクエスト、ありがとうございました。 赤葦君、いいですよね♪(笑) 敬語じゃない彼を見たことがないので上手くかけてるか分かりませんが、是非読んでみてくださいね!これからもよろしくお願いします!! (2014年12月20日 11時) (レス) id: 7f8095192a (このIDを非表示/違反報告)
怜奈(プロフ) - 赤薔薇さん» ありがとうございます!キュンキュンしっぱなしです(笑)岩ちゃんかっこいい! (2014年12月19日 22時) (レス) id: 36992300fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤薔薇 | 作成日時:2014年7月22日 17時