☆ハイキュー!! 短編集☆

席替え　☆菅原 ページ26

今日は待ちに待った席替えの日！


私は席替えをすると先生に聞いたとき


ずっっと祈っている。





『菅原君と隣の席になります様にっ！』





1年生の頃から同じクラス。




1年生の頃から好きだった。




だけど一度も隣の席になることはなく・・・。









先「それじゃあ、クジ引けー。」




次々とクジが引かれていく。



私は深呼吸してクジを引く。




5の数字。



私の隣の席の番号は9の数字。




す、菅原君は何の数字だったんだろう・・・。




チラリと彼を盗み見る。



目がバチッと合った。




あ(きゃー！目があった！！)



悶えているといつの間にか菅原君が近くにいた。



菅「鈴乃、何の数字だった？」



と私の大好きな笑顔で聞かれた。



あ「ご、5の数字です！」


菅「えっ？！そっか！俺9の数字だべ！隣の席だな！！」



あ「・・・・・・えっ？！」



うそっ！




だって、そんな奇跡、あるわけがない。



好きな人と隣の席になるのは本当に奇跡だと思う。



菅「俺の隣は、嫌だった・・・？」


あ「い、嫌じゃないよ！むしろ凄く嬉しいっ！」



う、嬉しいって何言ってるの私！



でも彼は少し顔を赤くしていて。



菅「俺も、凄く嬉しいよ・・・。」







今日から毎日、君の隣で・・・。








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澤「よかったな！スガっ！」


菅「あぁ！まさか好きな子の隣になれるとは思わなかったよ。」


澤「頑張れよ。」


菅「この機会に好感度を上げとかなきゃな。」




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