小さいけど大きい彼 ☆日向 ページ24
春
私は無事、幼馴染の翔ちゃんと烏野高校に入学できた。
あ「翔ちゃん、ほんと、合格できてよかったね！」
日「うん！Aのおかげだ！」
ヘヘっと嬉しそうに笑う・・・私の彼氏。
翔ちゃんは私の幼馴染であり彼氏。
中学校の卒業式に告白された。
『絶対大事にするから！俺と付き合ってくだしゃいっ！』
と最後は思いっきり噛んだ間抜けな翔ちゃん。
でも、そんな翔ちゃんがずっと大好きだったから断るなんて選択しはなかった。
翔ちゃんは部活のため遅くなると言い、先に帰っててと言われた。
でも私は帰らず校門のところで待っていた。
日「えっA？！何でいるんだよ！！帰ってていいって言ったじゃん！！」
あ「うん、でも一緒に帰りたくて・・・。」
翔ちゃんはちょっと困った顔をしていた。
・・・・迷惑、だったのだろうか。
そう思っているとぎゅっと手を握られる。
翔ちゃん？と呼ぶ。
日「すげー手冷えてんじゃん。まだ4月つっても寒いのに。」
馬鹿と最後に言われた。
あ「ご、ごめんね。」
日「Aは悪いことしてないよ。でも、Aが風邪引くのは嫌だったから。」
そういうとにこっと笑う翔ちゃん。
・・・・可愛い。
そしてカッコイイ。
ぽーっとしているとバサッと翔ちゃんのブレザーを掛けさせられた。
あ「えっ？！いいよ、翔ちゃん！」
日「ダメだ！」
強くそう言われる。
今の翔ちゃんになにを言っても聞いてもらえないだろう。
そうして手を引かれて歩く。
翔ちゃんのブレザーから翔ちゃんの香りがする。
あ(大きいな・・・。)
身長は私より少し高いくらいなのに掛けられたブレザーは大きい。
日「ん、どうした？」
あんまり見つめ過ぎたせいか翔ちゃんが振り向く。
あ「えっと、翔ちゃんのブレザーって結構大きいなと思って。」
日「そうかな？Aが細すぎるんだよ。」
そう言って抱きしめる翔ちゃん。
あ「ししし翔ちゃん？！」
日「さっきはちょっと怒ってごめんな。待っててくれて、すげー嬉しかった。ありがとな。」
チュッ
と触れるだけのキス。
そこには私にしか見せない男の顔をした翔ちゃんがいた。
小さいけど大きい彼。
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シャボン(プロフ) - キュンキュンが止まりません！！赤葦君と木兎さんのもっと読みたいです！！待ってます！ (2015年7月8日 7時) (
レス) id: 9f5ddcd9d5 (このIDを非表示/違反報告)
赤薔薇(プロフ) - 亜さん» リクエストのお応えに遅くなりすみません！ 勝手に決めましたが、縁下君の小説を書いてみました♪よければ読んでくださいね！ありがとうございました！！ (2014年12月21日 12時) (レス) id: 7f8095192a (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん(プロフ) - ありがとうございます(*´ω｀*)めっちゃきゅんきゅんしました！敬語じゃなくても赤葦くんっぽくて最高でした♪(/ω＼*)今後も頑張ってください！ (2014年12月20日 20時) (レス) id: 4c6c222e88 (このIDを非表示/違反報告)
赤薔薇(プロフ) - いっちゃんさん» リクエスト、ありがとうございました。 赤葦君、いいですよね♪(笑) 敬語じゃない彼を見たことがないので上手くかけてるか分かりませんが、是非読んでみてくださいね！これからもよろしくお願いします！！ (2014年12月20日 11時) (レス) id: 7f8095192a (このIDを非表示/違反報告)
怜奈(プロフ) - 赤薔薇さん» ありがとうございます！キュンキュンしっぱなしです(笑)岩ちゃんかっこいい！ (2014年12月19日 22時) (レス) id: 36992300fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤薔薇 | 作成日時：2014年7月22日 17時
