看病 ☆影山 ページ21
現在、私は影山君の家の前にいます。
今日影山君は風邪で欠席してしまったので隣の席の私がプリントを届けることになったのです。
ですが、私は隣の席なのに影山君とまともな会話をしたことがありません。
挨拶程度しかないのです。
理由は分かりません。でも、彼をみていると胸が痛いのです。
ですので、今もの凄く緊張しています。
インターホンを鳴らす。
・・・誰もでない。
いないのかなと思い何気なくドアノブに手をかける。
ガチャッ
あ、開いた？！
あ「あ、あのー・・・1年3組の鈴乃です。プリントを届けにきました。」
ガタッ、ガタガタ
何やら2階から音がする。
も、もしかして・・・強盗？！
あわあわとしていると2階から人が来た。
あ「ごごごご強盗さん！早まらないでください！今からでも遅くは」
影「鈴乃、何やってんだ、ゲホッ。」
強盗さんではなく影山君でした・・・。
あ「影山君！お、お母さんは？鍵開けっぱなしですよ！危ないです！！」
影「少し、でか、けた。鍵は、かけ忘れ、たんだろうな、ゲホッ。」
影山君の顔は赤くとてもキツそうだ。
私は影山君の部屋へいき寝かせる。
あ「あの、これ、プリントです。机の上に置いておきますね。」
コクッと頷きお礼を言う影山君。
お母さんが帰ってくるまで傍に居たほうがいいよね・・・？
するとベッドに置いていた私の手を影山君がギュッと握る。
ドキンッ
心臓が跳ねる。
影「俺、お前に、嫌われてる、かと思ってた。」
あ「き、嫌っていませんよ？！」
嫌いじゃない。
でもあなたを見ると胸が痛いのです。
握られている手が脈を打つ。
影「なら、良かった。おれ・・鈴乃が・・・好きだか・・・ら・・・。」
影山君の言葉は最後はとぎれとぎれになり、眠ってしまった。
でも、最後の言葉に私は心臓が本当に痛くなっている。
あ「す・・・好き？」
握られている手が、体が、心臓が、脈を打つ。
あぁ・・・。
やっと、この正体がわかりました。
『恋』
影山君。
次にあなたと会ったとき
挨拶ではない言葉を贈りますね。
今度は私から伝えますね。
『私もあなたが好きです。』
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シャボン(プロフ) - キュンキュンが止まりません！！赤葦君と木兎さんのもっと読みたいです！！待ってます！ (2015年7月8日 7時) (
レス) id: 9f5ddcd9d5 (このIDを非表示/違反報告)
赤薔薇(プロフ) - 亜さん» リクエストのお応えに遅くなりすみません！ 勝手に決めましたが、縁下君の小説を書いてみました♪よければ読んでくださいね！ありがとうございました！！ (2014年12月21日 12時) (レス) id: 7f8095192a (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん(プロフ) - ありがとうございます(*´ω｀*)めっちゃきゅんきゅんしました！敬語じゃなくても赤葦くんっぽくて最高でした♪(/ω＼*)今後も頑張ってください！ (2014年12月20日 20時) (レス) id: 4c6c222e88 (このIDを非表示/違反報告)
赤薔薇(プロフ) - いっちゃんさん» リクエスト、ありがとうございました。 赤葦君、いいですよね♪(笑) 敬語じゃない彼を見たことがないので上手くかけてるか分かりませんが、是非読んでみてくださいね！これからもよろしくお願いします！！ (2014年12月20日 11時) (レス) id: 7f8095192a (このIDを非表示/違反報告)
怜奈(プロフ) - 赤薔薇さん» ありがとうございます！キュンキュンしっぱなしです(笑)岩ちゃんかっこいい！ (2014年12月19日 22時) (レス) id: 36992300fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤薔薇 | 作成日時：2014年7月22日 17時
